【薬害問題】おじいちゃんとスパ(レフェタミン)

この前、政府のいうことを一から十まで信じている若い女性とお話をしましてねえ。

 

「わたし、早くワクワク打ちたーい! 順番まだかな~!」

「あのう、接種直後に倒れた人がいて……

「へえ~、いちばんひどい副反応じゃないですか。ちょっとこわ~い」

 

待て待て、気絶=いちばんひどい副反応だと思ってるんですか?

気絶したあと、気分爽快でスッキリ目覚められるとでも?

脳卒中、心臓麻痺、失明、四肢切断などメニューはいろいろありますよ。

 

「彼女はこれこれの状態で、まだ回復してないんですよ」

「病院に行ったんですか?」

「お医者さんが副反応だと認めてくれなかったらしょうがないでしょう。目覚めたあと『はい、もう大丈夫でしょー』って、家に帰されたらしいですよ。それからずっと不調だとか。心配ですねえ……(あなたも彼女も)

「でも、家族にコロナうつしたくないもん!」

「……といったって、だいたいが無症状ですよね。無症状って、何もないってことですよ」

「自分は無症状でも、家族がコロナで重症化したらイヤだもん!」

 

熱・セキ・鼻水のない状態で、どうやったら他者に感染させられるだけのウイルス量を排出できるのかと小一時間。

 

少々の副反応なんてへっちゃら!

家族のためにはワクチン打たなくっちゃ! という勢いです。

 

はあ~、もう何も言う気おへんっ!(ありません)

勝手にシャブでもコミナティ筋注でも打ったらよろしわ!

 

 

まあ~、なんつっか、純真?

オウム真理教に傾倒するエリート学生のようですね。

 

でもねえ、政府のいうことが必ずしも正しいとはかぎりません。

今回はお勉強のために、昔の薬害事件を振り返ってみましょう。

 

戦後、ヒロポンが市中に出回ったことはご存じですよね。

『はだしのゲン』で、ムスビが「これはただのビタミン剤じゃ」といってたシーンがあるでしょう。

これは軍の放出品なので、べつに規制されていたわけではないです。

 

 

ヒロポンが規制された後、その代用品として「スパ」という薬物が出回りました。

 

日本における薬物乱用の歴史は戦後の覚醒剤(メタンフェタミン:商品名ヒロポン)の乱用から始まった。その後ヘロイン、さらに睡眠薬( その後ヘロイン、さらに睡眠薬(メタカロンなどの”睡眠薬遊び”)、レフェタミン(スパ)の乱用が続いた。
そして、昭和40年代になりシンナーおよび覚醒剤が再び乱用されるようになり、この乱用は現在も大きな社会問題になっている。 依存性薬物の行動精神薬理学

 

当時は、ごくふつうに「あいつは、スパ中じゃけん」とか「スパさえやらんかったら、ええ人やのにねえ」などといわれていたそうです。

 

なぜそんなことを知ってるかって?

それは、私の祖父がかつてスパ中毒だったからです。

 

私は亡くなった祖母の日記を読んで、祖父の狂態を知ったわけですね。

 

それから、あとはこのレフェタミンというのは、スパの方が有名かと思いますが、これは肩凝りなどの鎮痛剤なんです。これは日本で開発された薬なんですが、この乱用がかなりあったわけです。 インターネットで入手する薬物の危険性

 

スパってなんじゃい? リラックスできる薬なの?

……とだけは思えない。

 

日記に記された祖父の状態は、ま~、凄絶なものですよ。

 

・簡単な数の計算もできなくなる。

・認知症のように、同じことを何度も質問する。

・そして嫉妬妄想が激しい。「おまえ、誰々と浮気しただろ、ぶっ殺すぞ!」⇒暴力。

 

まあ、そんなこんなで、おじいちゃんは鉄格子のついた病院に入れられてしまいました。

昔の話ですからね。本当に鉄格子が入ってます。

 

その後、なんとか回復したようですが、祖母の苦労はいかばかりやら。

 

で、このスパというのは、当時、べつに規制されてなかったみたいなんですね。

だから田舎町に住む祖父もふつうに手にすることができた。

➡ 教訓その一。国家が認可しているからといって、安全と決まったわけではない!

 

「乱用するからじゃん。自業自得でしょ」でという話ではないですよ。

「そもそもこれ、市販薬として売っていいのか」という問題ですからね。

例のアレをがんがん推奨することは本当に罪にあたらないのか!

 

そして、どうやらスパ治療の費用というのは、ぜんぶ自腹だったらしいです。

生活費と入院費の工面にヒーヒーいってる様子が描かれてます。

➡ 国家の保障はなにもなし! これ当たり前!

 

💡 国家が安易に承認したブツを服用して被害を受けても、自・己・責・任っつーわけですよ。

後遺症? 御用学者に「因果関係は不明☆」といわせるに決まってるでしょーが。

 

これでも足りなければ「カネミ油症事件」と検索してください。

➡ 安いものには理由がある! タダより高いものはなし!

➡ 企業が責任を取ることはほとんどない! 現に、ファイザーはすべての責任を免除されている!

➡  子孫への遺伝的影響! ダイオキシンでこれなら、遺伝子ワクチンではいかに?

 

ま~、それでも打つ人は打つし、仮にとんでもない異常が出ても「これはワクチンのせいじゃない。だってテレビでいってないから!」って思うんでしょうねえ。

 

 

これで危ういなあって思うのが「家族のため」「周囲に迷惑をかけないため」という、他人本位の視点で打とうとしていることですね。

自分が「感染源」と名指しされるのを恐れてるんでしょうか。

周囲の目を気にして、我が身を危険にさらす……実に日本人らしい特質です。

 

女性に副反応が起きる確率は男性の約4倍なんでねえ、まあ一言だけいっておきました。

彼女の幸運を祈りましょう。あでゅー。