【実践】黄玉の占い方ぜんぶ解説(3)

さて、依頼者様からのご返信です。

 

黄玉様

ご丁寧な鑑定、ありがとうございます。
習い事については、○月に試験があるので勉強はしっかりと続けています。

> ご自分の良いところを思い出した時、心はどっしりと安定するでしょう。
> そして彼に対してどうしていったらいいか、自分で答えを出せるようになるはずです。

今はこれを実践するために、頑張ります。
不安なら不安と認めて、でも唯一無二の面白さが自分にはあると思って、もう占い依存に陥らないようにします。

色々とお気遣いくださり、ありがとうございました。
先生が私の不安に配慮して鑑定結果を出すまでの間もメッセージを送ってくださった事、依存を止めるためにおっしゃってくれた事、決して無駄にしません。以前お伝えした額より、恐ろしい金額をつぎ込んでいました。。
未来は決まっていないので、自分の良さを取り戻して少しずつ幸せになります。

依頼者

 

さて占いが終わって、これで一件落着……なのでしょうか?

 

真面目に文章を読んできた方は「占い依存」のワードに気づいたはずです。

この方、1年で120万を占いに費やしています。

(しつこいようですが、掲載許可は得ています)

 

これが占いあるある、「問題はそれじゃない」です。

依頼者の方が「はじめに」持ってくる質問というのは、だいたいが表面的なものなんですね。

仕事で悩んでいるようでいて、本当に悩んでいるのは、家族問題だったりします。

 

この件の本題は、占い依存ですよね。ちょっと付言しておきましょう。

 

やめたいと思ってるのに、なぜかやってしまう。

それは無意識のなかにある、隠された衝動が原因なのですね~。

 

この依頼者さまの場合も、おそらく、恋愛とはまったく関係のないところに、何らかの原因があると思われます。

もし、本当に占い依存で困ってるなら、心理カウンセリングを受けたほうがいいでしょう。

 

占い師としては「占い依存は病気ですから、病院へ行ってください」というのが、正しい発言なのですが……。

 

でもねぇ~、そんなに軽々しく、精神科はおすすめできないのですよ。

薬渡して3分間診療では、何も解決しません。

 

重度の占い依存となると、斉藤章佳先生(日本でほぼ唯一の依存症の専門家、かつ臨床家)クラスの達人でないと、どうしようもないですね。

 

あるいは、卓越したセラピストにかかるとか。

いるっちゃいるけど、そういう人は、ひっそりやってて、しかも予約いっぱいなんですよねぇ~。

 

自分が死ぬ日まで(30年以上先……)予約が埋まってるカウンセラーの話を聞いたことがあります。

えらい、気の長い話どすなあ。

30年もあったら、たいていの悩みは解決してるんじゃないですかね。

 

ま、いろいろと難しい問題ですが、占い師として〆させて頂きましょう。

 

占い依存のお客様へ

心理カウンセリングを受けることを検討されたほうがいいでしょう。

 

占い修行中の方へ

占い依存のお客様と関わると、トラブルのもとです。専門家に任せましょう。

 

今回の案件は、これにて終わり。

以上!