お金の恐怖をセラピーで解決した話
では今回は、お金の恐怖をセラピーで解決した話です。
さて、私も皆さまと同じく、お金が減るとイヤな気分になります。
それに、お金に対する苦手意識が強いです。
もともと私は、数字に弱いのです。
学生の頃は、算数0点、国語100点といった成績でした。
今でいう、算数障害ではないでしょうか?
オトナになったので、税理士さん+行政書士さんを雇いました。
易占いは、8まで数えられればできます。それに、私は卦を文字として読んでいるので、無問題です。
実務問題はこれで解決したのですが、苦手意識はまったくぬぐえません。
レシート整理するだけで、多大なプレッシャーを感じます。
ああ、きっとこれはトラウマのせいね。
私の実母は、かなり稼いでいました。(父は万年無職で収入ゼロ)
私が小学生の頃「将来、どんな仕事に就こうかな」という話をすると、こう言いました。
「どうせあんたなんか、働けんわ。お金使うばっかりや」とせせら笑いました。
お金を稼ぐ=えらい。お金を稼いでいない子ども=ダメ。
という感じで、母は何かにつけて、えばっていました。
そして実際に私は計算が苦手で、そのことにコンプレックスを抱いている。
きっとこれが原因ですね~、とセルフセラピーをしていました。
が、何年経っても治らない。
本格的にセラピーをはじめてから、もう3年も経っている。
通帳の金額を見るだけでストレスを感じる……なぜ? 増えてるのに。
うーむ、過去の学校生活でのストレスも関係しているのかな?
この数学の成績が、かなり足をひっぱっていたからなあ。劣等生的感覚とか?
私のセルフセラピーのやり方とは、セドナメソッド・誘導瞑想・観念浄化ワークをごちゃまぜにして、合間にEFTタッピングと気功をして、機能音源・528hzの周波数音楽をきいて、アロマをかいで、フラワーエッセンスを飲むというものです。
とにかく、手あたり次第ってわけですよ。
💡 大事なポイントは「イヤな感情と、ずーっと一緒にいる」ということです。
そのイヤな感覚に、とことん没入します。そうすれば、いつの間にか俯瞰できるようになります。
学校での劣等生的感覚か?→父から、どなられながら数学を指導されたなあ→「どうしてこうなるの?」「それはそうだから」おまえそれ、指導かよ。説明できてないじゃないか→そういえば小さい頃、父から怒鳴られてショックで鼻血を出したりしたな……。
そしてついでに、お金に関する強迫観念(とらわれ)を調べていきます。
私はお金を稼げない
私はお金を稼がなければならない
お金を稼がなければ死んでしまう
……その通りじゃないか? そうだよ。遊牧民族じゃないんだし。
その時。
私は、父が自殺したことに思い至りました。
父は母と離婚後、借金を苦にして自殺したのです。
お金がなければ、父のように死んでしまう?
私のお金への恐怖心=父の自殺に対する恐怖心だったのか?
私は「お金がなくなれば、父のように首つり自殺をしなければならない」と恐怖していたのか?
その途端、さぁーっと心が晴れました。
通帳見るたびに、そんなこと思ってたらしんどいですよね。
なんだ、母に関するトラウマじゃなかったのだな。
今でも数字の計算は苦手です。
しかし、以前のように「ものすごくイヤな気持ち」を抱えつつ、しているわけではありません。
恐怖心の正体が分かれば、すごいラクですよ~。
でもまあ正直いって、大変でしたね。
カウンセラーにかかったほうがラクだったでしょう。
……だけどぉ~、良いカウンセラーさんってのは、スナネコと同じくらい希少ですからね。
前述のohagimochi様だって、スピ系カウンセラーに「お金がないのは使っちゃうからだよ。アハハ~」と、言う意味ゼロのことをいわれて、他にいろいろと探しはじめたわけですし。
皆さまがお金の恐怖心とうまく付き合えるよう、心よりお祈り申し上げております。
ではまた!