占い現場で考えるフェミニズム

 

どうも、易者の黄玉です。

もうすぐ国際女性デー(3/8)ということで、集中的に女性問題について書いていきましょう。

最初はnoteで書いてたんですけど、向こうで18禁指定くらいましたので。

 

DV、夫婦間レイプ、デートレイプ、セクハラ、性虐待、トラウマ、PTSD、ガラスの天井、男女で教育に差別をつけられる……。

 

とはいえ、これはホントは男性問題なんですけどね。

 

まあ、私も今までいろいろと聞いてますが。

もう「相性」以前の問題ですね。

 

痴漢・万引き・ペドフィリアのエキスパートがこう語っています。

 

「小児性愛」という病 ―それは愛ではない

日本は、「女性は男性の性を受け入れなければならない」という社会通念がとても根強い国です。これは統計に表れてくるものではないので証明がむずかしいのですが、多くの人、特に女性は肌で感じていると思います。男性は意外に思うかもしれません。自分たちにとって都合がよく、そしてすでに社会の前提となっているものに対してはあまり違和感を覚えないものなので、まったくもって自然なことです。

 

まあ、ほんと両性の意識の差はすさまじいものです。

こんなんで恋活・婚活してもうまくいくわけないっつーの。

 

とはいえ、女性自身が現実を語ることにも、また困難をともないます。

最も大きな要因は「差別を認めたくない」という心理です。

 

凄惨な虐待を受けた人が「いやー、うちの親父はきびしくって」と、被害をなかったことにするのは、よくあることです。

THE☆抑圧。

 

ですので、女性自身が「差別なんてなにもないよ。(電車で下着に手を入れられながら)気にしすぎじゃない?」ということもありえるでしょう。

 

そのへんのお話は、この本を読んでください。

人はなぜ裏切りに目をつぶるのか――心の奥では知っているのに自分をだます理由 

というわけで、真っ向から性差別・ミソジニーなどの社会問題について語るのは、あまりウケなさそうな気がします。

がしかし、その問題を抜きにして、表面だけの癒やしに終始してたってどうにもなりませんしね。

 

はああ~、早く「ふつうの恋占い」ができる日がきてほしい……。