占い的に「お金が貯まらない」のお悩みを斬る!
やあ、皆さまこんにちは。
税金に関してとんでもないミスをした占い師、黄玉です。
岡目八目を言い訳に、お金のことについて語っていきましょう!
メール鑑定例にもありますが、こういうお悩みは多いですよね。
黄玉先生こんにちは。
私はいつまで経ってもお金が貯まりません。
少しお金に余裕が出てきたかな?と思うとすぐに大きな出費があったりします。
何か金運が良くなるような開運法はないでしょうか?
なぜお金が貯まらないのか? 貧乏になる星の元に生まれてしまったのか?
それとも今年の金運が悪いのか? 占い師から見た解決策を提案します!
1 結局使ってる
お金の悩みを抱えた人はたくさんいますね。
税金・社会保険料はどんどん増えていくし、それなのに所得は上がりません。
こうなるのは当然の結果だといえますが……。
ですが個別の話を聞くと、結局使ってるんです。
しかも「今それいらないでしょ」っていうようなものを。
・宝くじは毎週購入
・壊れてもいないものを買い替え
・毎日町に出かけて、不必要な雑貨や洋服を購入
・タバコ、アルコール、スイーツなどの嗜好品は欠かさず
・金欠なのに旅行に出かけて、友人にたくさんお土産を購入する
・遠い親戚、昔の同級生の冠婚葬祭に出席しまくりでご祝儀貧乏
「これは必要なんです」と仰いますが、第三者から見るとそうでもないです。
「冠婚葬祭だから」といっても、三十年も顔を見ていない同級生の結婚式に出席する義理なんてありませんよ。
2 使うべきところに使っていない
しかしその反面、必要不可欠なものにはお金を出し渋る傾向があります。
・デート代をケチって相手から嫌われる
・食費を削って栄養バランスを崩して入院
・明らかに「ここが悪い」とわかってるのに病院に行かない
・保険の無料相談会に行って、不必要な保険にホイホイ加入する
・書籍代を惜しんで、インターネットのあやふやな情報に頼って失敗
・靴、スーツ、名刺入れなど、ビジネスマンとしてのドレスアップを怠っている
というふうに、お金の使いどころが何かおかしいのです。
心当たりはありませんか?
金欠の方々は、収入アップを目指そうとします。
「自分にお金がないのはお金が足りないからだ」と。
いや、それは違います!
平均的な収入があって、それでもなおかつ足りないのは、お金の使い方に問題があるのです。
ちょっとこれ読んでみてください。
判断能力に欠けたままだと、月何十万もらおうが、たちまち使い果たしてしまうでしょう。
だからまずは「使い方」なんですよね。
そのバランス感覚を磨かなければなりません。
3 スピリチュアルにお金を使うのもほどほどに
私は占い師で売卜業ですが、それでも言いたいです。
スピリチュアルに大金ぶっこむのはやめなはれや。
・単発の守護霊セミナーに十数万
守護霊からは「毎日元気でがんばれよ」というメッセージをもらえたそうです。
・金欠なのに大玉ルチルブレスレット購入
ルチルといっても、千差万別。癒し系のルチルもありますよ。
・全国各地の占い師巡り
それが趣味で、楽しいならいいですが。交通費もバカになりませんよ。
えーと、他にもヨガ、瞑想、ヒーリング、祈祷、レイキ。
伝授とか養成とかマスターとかついてるレッスン、セミナーの数々……。
そして金欠の方々が選ぶのは、なぜか常識外れに高額なものばかりです。
「このお金を払ったら、ワタシ、変われるかも……!」みたいな期待があるのでしょうね。
参考:3万円は心理トラップ。お金は大事。よーく考えなくてもw
そりゃそんなにお金使ってたら、マイケルジャクソンだって破産しますよ。
そのお金貯金してたら、あなた今お金持ちになれてますよ。
もし参加を迷ってる方がご覧になってるのなら、この言葉を見て思いとどまってください。
だから、まずは支出の見直しですね。
それでコツコツ貯めるようにしましょう。
基礎ができていないのに大金をつかんでも、浪費するばかりです。
いきなり投資やマンション経営に手を出さないようにしましょう。
4 「入ったぶんだけ出ていく!」 その理由は?
いやそんなこたー、わかってるよ。
でも貯まったと思ったら、すぐに急な出費があるんだ! 何とかならないのか!
そう、コレですよね。詳しく見ていきましょう。
昔からなのですが、お金が貯まりません。まとまったお金が入ってくる機会はあるのですが、入ってきてもいつもにか無くなっています。
そして、貯めようとすればするほどに財布事情が厳しくなるようにも思います。例えばですが、ボーナスが入ったので貯めようと決意しても、冠婚葬祭や急な出費、病気になってその治療費などという具合で、支出が増加して無くなってしまいます。投資をしても結果は同じです。
収入分の出費が必ずあるという感じなので、何かモノを買ったり旅行で使った場合は、旅費分の出費が他で発生して赤字になります。
最近も数十万円の臨時収入を手にしたのですが、全額定期預金にした矢先に車が故障+パンクで、一か月たたずにほぼ全てが無くなりました。こんなことばかりです。
機会があったので占いの方に見て頂いた時には「そういう運命だから諦めろ」と言われました。
この運勢は変わらないのでしょうか?
宜しくお願い致します。
ではここで、邱永漢の言を引いてみましょう。
「最初にコツコツ百万円の種銭を貯めるにはどうすればいいか?」について語った項目です。
まとまったお金を持ったことのない人は、一枚一枚のお札をイージーに使います。また百万円というまとまった存在になるまでに、それを妨げる出来事に数々ぶつかります。デパートに行ってどうしても欲しい物があって、せっかく貯まったお金をまたおろしてしまったり、百万円に手の届くところまできて、やれやれと思った途端に兄弟や親友が交通事故にあってお金を貸してあげないわけに行かなくなったりするからです。p28
『お金持ちになれる人』 ちくまプリマー新書015
これが上記にあるような「お金が貯まらない現象」でしょう。
さらに続きます。
でも途中で挫けてしまったのでは、まとまったお金を持つことがどんなことかわからずに一生を送ることになってしまいます。百万円を貯めるということは、一枚一枚の一万円を百枚集めたというだけのことではありません。それは百万円という一塊になったお金で物や人や知恵を動かす力を身につけたということなのです。その力を持った人と持たない人とでは見える景色が一変します。p29
邱永漢はハッキリと「小銭だからと言ってバカにするな」「義理人情を欠くギリギリのところまで追いつめられても貯蓄が目標に達するまで途中で挫けるな」(p46)ときついことをいっています。
➡ よくよ~くこの質問文を読めば、質問者は冠婚葬祭や旅行などにお金を使っていますよね。
ということは……。
お金とは入っては出ていくという性質のものなのか?
それとも自分はそういう悪運に取りつかれているのか?
否!
急な出費は万人に対して訪れる。それは悪運などというものではない。
百万円を貯める力や知恵のない人間にとっては、お金は入っては出ていくものとなってしまう……のでしょう。
私も書いていてグサグサきますね。
ではどうやって貯めるか?
そういう商売上手の誘いの手に乗らず、自分の欲望をコントロールできる人が将来のお金持ちになる人ですが、むろんそういう人たちは少数派に属します。お金持ちになる人がそんなに多くないのは当然のことです。したがって、商売人のあの手この手に乗ってうまく踊らされるのは、自分の欲望をコントロールできない絶対多数派だということになります。
物を売る側にして見れば、何が何でも買ってもらわなければなりませんから、色々と知恵をしぼって購買欲をそそるように仕向けてきます。それでも克己心のある人は、そう簡単には降参しません。結局誰が買うかというと、お金は持っていないけれども、買いたい衝動を抑え切れない人たちだと言うことになります。p16
どうですか、この冷たい言い方。もうセールに行く気がなくなったでしょう。
自己をコントロールし、義理を欠いても資金集めを優先。
そのためには鋼の意志が必要!
引き寄せとかお金のメンタルブロックとかワクワクとかにお金を使う前に、禁煙してみましょう。
5 自分の才能を生かさない人たち
さて、占い師としてぜひともお伝えしたいことがあります。
「もっとお金がないと~」「今の給料じゃ、とてもとても」「なぜか貯まらなくって……」
そういうことばっかり言う方たちは、なぜだか自分の才能を生かしていません。
「あなたにはこういう才能がありますよ? 好きでしょう? やったらどうですか?」といっても、
「いや、それじゃお金にならないですよ」と提案をしりぞけます。
あのね……。
だからお金が貯まらないのでは?
嫌いなことをイヤイヤやってたとしても、能力の伸びはたかが知れてます。
なら、自分の得意なことに全エネルギーを集中すべきです。
「それじゃあお金にならない」「夢みたいな話だ」「そんなのできるのは一握りの人だけだよ」……。
あなたはお金を得たいがために、今の状態を選択しているのですね。
でも結局、満足いくだけのお金は手に入らなかったんでしょう?
じゃあそれ、あなたに向いていないんですよ。
やめちゃえば?
ブログなので軽くいってますが、これは由々しき問題ですよ。
お金を優先しているのに、十分なお金は得られない。
中途半端な額の収入に固執して、人生を浪費している。
それでは運気は低迷の一途です。
またそこには「自分の中にあるものを活用せずに、外にばかり求める」という乞食マインドがあります。
好きなことをすればお金はついてくる……かどうかは、わかりません。
でも、現状のにっちもさっちもいかない状態よりはマシなはずです。
少なくとも、充実した毎日は送れるでしょう。
それにィ~……正直、お金儲けに向いていない体質の人もいますから。
お金のみならず、勤労、家族、旅行、結婚、健康、開運法、みんなそうです。
自分に合わないことをするのは、ぜんぶ凶。
あなたにお金稼ぎが向いていないなら、やめてもいいのです。
もらうとか受け継ぐとかシェアするとか、他の方法を模索しましょう。
「でもそんなことしてちゃ、食っていけない!」
ヨガの達人になって不食を極めれば、食費不要です。
あるいはタイに移住して托鉢僧とか。
とにかく、常識にとらわれてはいけません。
「人間、銭がなきゃあ、生きてけねぇんだよ……」なんてドヨドヨしたオーラは幸運を遠ざけてしまいます。
6 貯金量と不安量
これまでは金欠タイプを見てきましたが、勝手にお金がたまっていく人もいます。
それは「貯金をするのが快感」な人です。
「ああ、今月は〇万円も貯まったわ。サイコー~! ウレP!」みたいな。
使うのがキライで貯めるのが大好き。だから貯まる。
「そんな人になりたかったなあ」って?
いやあ、それもどうでしょう。
この手の中には、不安が強すぎる人がいるのです。
いつでも保障・完璧・最善を求めます。
「お金がいくらあっても安心できない」という負のループに入る場合も……。
あとチャレンジ精神が低下していきますね。確実に。
お金が減るのがイヤだから、何もできないままなのです。
まあ使うのも貯めるのも、バランスですよね。
中庸がいちばんですよ。
(よし、易ブログらしくまとまった!)