【2】他人は合わせ鏡の法則
さて、観念浄化ワークの続きです。
イヤなやつがいる?
でもその人のイヤなところは、必ずあなたにもあります。
あなたは自分のエゴを通して、相手のエゴを感じ取っているのです。
それが「他人は合わせ鏡」の法則です。
まずはそれを認めて、自分の中にある観念を浄化しましょう、ってことです。
たとえばこんな例です。
私は瞑想の個人レッスンを受けておりました。
その先生は悟ってて、料金もリーズナブルです。
しかし……金に細かい。
自由料金制の瞑想イベントがあったのですが、
その先生は「〇日までに入金してください。遅れるようなら、入金の日を教えてください」と、うるさくいってきました。
自由料金……0円でも1000円でもいいってことでしょ?
それに、入っても500円とか1000円のはず。
それをわざわざ、入金の日まで伝えないといけないのですか?
なんかぁ~、すごく、お金に対するとらわれを感じるっていうかあ~……。
はい、観念浄化。
1 金に細かいのはダメ(最初の観念)
2 金に細かくてはいけない(強迫観念)
3 金に細かくなくてはならない(2の強迫観念の逆バージョン)
4 金に細かいのはよい(善の観念)
5 金に細かいのはわるい(悪の観念)
6 金に細かくてもよい(最初の観念の、逆を宣言)
7金に細かくても、おおらかでもよい(許し)
私が、先生の金の細かさを感じ取る(感じ取れる)っていうのは、私にも同様のエゴがあるからですね。
確かに「タダなら行きたい」って気持ちはあります。
それに関西人の血が「あんた、自由料金でええ言うたがな! ごちゃごちゃ言いなはんな!」と思わせるんです。
私のこの文章から、神々しいものは何も伝わってこないと思いますが、
先生は、瞑想指導とヒーリングの腕前は優れてると思うんですよね~。
ですが、レッスン中に雑談しすぎとか、いろいろあるんです。
先生が最近見た映画の話とかされても……。
「そんなに金にうるさいんやったら、授業中、フルに瞑想レッスンしてもらわんと困りますがな!!」
⇒観念が浄化されると、自分のなかでカチッと方向性が定まります。
べつに聖人君子的になるわけじゃありません。
ただ単に、金の細かさにうんざりしてるだけじゃないのです。
他にもよくない点があったのですね。
私は「瞑想 レッスン」などと検索しました。
⇒行動したいという衝動が生まれます。
ちょうど同じ日に、また別の瞑想会があります。
私は先生の瞑想会をキャンセルして、そこへ予約を入れました。
⇒古い観念を手放すと、新しいご縁が生まれます。これが浄化ワークの神髄です!
心スッキリ、めでたしめでたし。
しかしまあ、これ、瞑想レッスンですよ。
先生は「私は目覚めてます」と明言してたんですが。
私は、今まで何を習ってたんでしょうか……?
いやはや、悟りへの道はけわしいものですな。