エンディングノートの隠れた効用
皆さまこんにちは。
新年からこの方、孤独死に興味が出てきた黄玉でっす!
まったく、占い師にあるまじき縁起の悪さですね。
このブログはいつもこんな調子です。
さて、この記事の末尾にもあったように、キーパーズからエンディングノートを取り寄せました。
早速、記入してみましょう。
・お墓→○○に購入予定。
・遺言執行人→いずれ決める。弁護士か司法書士の人に頼むべき? 私より若い人がいい。
・宝石、鉱物→どうしよう? まだ未定。
「~~する予定」「まだわからない」の欄が多数ですが、仕方ないですね。
「尊厳死」「献体」「葬儀について」「銀行口座」「連絡してほしい人」などは記入しました。
💡 これからの老人用に、メール、ホームページ、ネット銀行のパスワードなど、デジタル財産をどうするか的なページがあればもっと良いと思いました。
PCとメールのパスワード、サイトのログインパスワードはこれで、もし私が死亡したら○○さんに連絡して、お知らせのバナーと訃報記事をアップしてもらう……と。
ここがいちばん面倒くさいですね。
さて記入したノートを、よく使う引き出しの中に入れておきます。
これで特殊清掃員の方に「おっ、我が社で配布しているエンディングノートがあるぞ」と発見してもらえるでしょう。(美談?)
しばらくすると……。
あれ、私の人生ってつまらないな。
と気づきました。
わあ、知りたくない現実……。
た、大変だ!
こんなことをしてる場合じゃない。
早く○○やらなきゃ!
エンディングノートに記入するためには、今までの人生を振り返らなければいけません。
そして、残された自分の命を思います。
これに記入すると、自然と「これからどうするべきか?」の気持ちが定まるのです。
よく「やりたいことをノートに書いてみよう」的なメソッドがありますね。
エンディングノートを書けば、自分の死を見つめることによって、心の底の願望が強制的に浮かび上がってきます。
人生に迷っている方には、オススメです!
もしかしてエンディングノートって、120才になってから書いても遅いのでは?
その時「ああしたかった」「こうもしたかった!」と気づいても、ちょっと……。
「来世の予定ノート」になってしまうではないですか。
いやあ、縁起が悪いなんてとんでもない。
若い人こそ、元日にエンディングノートを書くべきですよ。
そうすれば、より良い人生を生きられるでしょう。
まずはそちらで下書きしてみてはいかが?
PDF版とWord版の両方があったり、何かと便利です。
エンディングノートに法的効力はありませんが、豊かな心理的効用はありますよ。
さあ、メメント・モリで残りの人生をエンジョイしましょう!
それではまた~。