【解決編2】虚言癖の人が現れる理由は……

Aさんからお便りを頂きました。

「自己理解がまたひとつ進んだのは嬉しいのですが、同時に今まで厳重にフタをして隠し続けていたものを直視して混乱しています」

 

ドロドロした感情がいっぱい出てきたそうで。

Oops!

 

Aさんはノートに自分の心を書きだすくらいなので、そういう感情はもう山ほど見つめてきたと思ってたのですが、違ったみたいですね。

 

そうなんですよね~。

なぜ母親の代理をつくってまで、こんな面倒くさい人生脚本ゲームをするのかというと、

そりゃあーた、自分の内面を見つめたくないからに決まってるでしょうが。

 

虚言癖の人が現れてたのは、自分のココロが、自分を守ろうとしてたからなんですよね~。

防衛機制っていうんでしたっけ?

 

ここが厄介なとこなんですよね。

人生のパターンを解除するためには、自分の負の側面を見つめる必要があって、

それはほとんどの場合、死ぬよりもつらいことである。

 

自分の内面を見つめるくらいなら、自殺する/ボケた方がマシ、って人はたくさんいます。

究極の選択、あなたはどっちを選ぶ!?

 

あなたの人生に起こる厄介な問題っていうのは、

それを起こすことによって、あなたのココロを保護してる可能性があるのです。

 

ココロさんはえらいですね~。

あなたが一応は平穏な生活を送れてたのは、ココロさんのおかげですよ~。

 

でも、ま。

たとえ心が怒りに満ち満ちていたとしても、長い間悩んでいた人生のパターンが解消されたなら、そっちのほうがいいんじゃないですかね?

 

怒りを心の奥深くに隠しているから、パターンとして浮かび上がってくる。

あなたがその怒りを手に持つことができたなら、もうパターンを必要としなくなる。

わっかるっかなあ~?

 

 

これで思い出したことがあるので、付言しておきましょう。

同じような人生のパターンを抱えてる人がいました。

 

でも、その方はこう仰います。

「私はもう親のことは許しました」と。

アファメーションとか、そーいうことをしてたら、親に対する怒りが消えていったんですと。

 

でもどう見ても、あなたに寄ってくる迷惑な人は、あなたの親のイヤな部分の象徴のように思えますが……。

(本当は自分から近づいていっている⇒近づくことによって、何らかの感情を再体験しようとしている)

 

人生のパターンが続いてるってことは、やっぱりまだ何かあるんじゃないですか?

占いにも出てるし。

 

これ気になるのが「アファメーション」ってとこですよね。

アファメーションって、自己洗脳ですから。

 

「私は親に感謝します」「生んでくれてありがとう」などと唱えることによって、自分の心をより深く抑圧しているのでは……ないかな……?

 

引用「許すことは、必ずしも心の癒やしにはなりません」

 

あなたが許すべきなのは、

自分の親に対する殺意だったり、

自分はどうしても親を好きになれないという事実だったり、

自分のあるがままの感情すべて、

つまりは「自分自身」なのではないですかねえ~?