「私が親しくなるのは、虚言癖の人ばかり。なぜでしょう?」
お次はこの方、Aさん女性です。
それは、なぜかわたしが親しくなる友人や同僚は虚言癖があるということです。(虚言の程度は色々でした)
または、ヤングケアラーだった人や兄弟が多すぎて親が忙しかった人など、幼少期に親から愛情をもらえなかった寂しい人達が多い気がします。ある意味で精神的に成熟できなかった人たち。
それは、類は友を呼ぶの法則で自分がそうだからそんな人達を引き寄せているのでしょうか?
なるほど。こういうお悩みはありますよね。
「いつも同じタイプの人間が近づいてくる/引き寄せてしまう」というもの。
まず、Aさんは「いま私は、人生の舞台上に虚言癖の人間を必要としているんだな」と思ってみてください。
この謎を解くカギは感情です。
感情ってのは目に見えませんが、スピ的にいうと、強力な磁石のようなものです。
➡ この点がオカルトだっていわれると、しょうがないんですけど、私は「自分の感情」というのは、周囲に影響すると思います~。
虚言癖の人に対する、なんらかの大きな「感情」があるんじゃないですかね~。
「虚言癖の人」といって、真っ先に思い浮かぶ人は誰ですか?
そして、その人物に対してどういう感情を抱いていますか?
例えば「おじさんは虚言癖だけど、とても優しい人だった」
「虚言癖=いい人!」みたいな刷り込みがあるのかも。だから虚言癖の人にやさしくしてあげたくなるのかもね?
「親しくなる友人や同僚」と書いてあるので、べつに迷惑かけられてなければ、それでいいですよね。
でも「虚言癖の人に、やさしくしてあげなくちゃ」みたいなとらわれがあって、裏切られても裏切られても、付き合い続けるといったような場合は、黄色信号ですね。
あるいは「嘘をつくなんて最低だ、絶対にしてはならない!」という、ウソに対する強い否定の気持ちがあるとか。
そういう場合は、自分にも「嘘をつきたい」という気持ちがあるのかもですね~。
ま、たとえそうであったとしても、自分を否定しないほうがいいですよ。
幼少期に親から愛情をもらえなかった寂しい人達が多い気がします。
虚言癖の人たちも、そのカテゴリに入りそうですよね。「注目を集めたいから嘘をつく」とか。
「虚言癖」というより「親から愛情をもらえなかった寂しい人達」として考えたほうがいいかもしれませんね。
その人たちは、あなたの隠された心の何かを表現してくれています。
参考になる動画です。
この男性は、いつも同じような派手なタイプの女性に振り回されていた。
なぜ、彼はわざわざ、そんなタイプの女性を助けようとするのか?
「派手なタイプの女性」の正体とは――!?
こちらは、上の動画の続編です。
Aさんは、虚言癖の人たち(親から愛情をもらえなかった寂しい人達)に、どういう感情を抱いていますか?
その人たちに対して、何かしてあげたいですか?
それとも「虚言癖の人たちに、こうしてほしい」という感情がありますか?
自分にも、虚言癖の人たちと似たような部分があると思いますか?
それらをじーっと感じていけば、何らかのヒントが見つかるでしょう。
おっと、そうそう。
こういうことやってると、過去の思いがけないトラウマが出てくるかもしれませんので、リラックスした安全な場所で自己観察してください。
まあ考えられるのは、
・過去に登場した虚言癖の人物に対して、特別な思い入れがある。
・自分にも嘘をつきたい気持ちがある。
・自分の寂しさ、精神的未成熟な心の部分を切り離して、他人に投影している。
とかですかね~。
そしてこういうのって、他人から言われても納得できなくて、自分で自分の気持ちを見つめて、「ああ、私は本当はこんなことを思っていたんだー!」と実感しないと、本当の問題解決にはならないのです。
そこが、一回の占い鑑定だけでは解決が難しいところですな。
なので、とりあえずブログ上でバーッとヒントを提示します。
くり返しますが、虚言癖の人を、人生の舞台上に登場させてるのはAさんご自身なのです。
Aさんが虚言癖の人たちを必要としなくなれば、彼らは自然と去っていくでしょう。あるいは、彼らはウソをつかなくなるでしょう。
参考になりましたか? ではまた~。