「効く」パワーストーンの選び方(3)
パワーストーンの選び方で、いちばん重要なことがあります。
それは「石に呼ばれる」ことです。
例えばこんな場合です。
たまたま知らない町へ行って、たまたまある雑貨屋さんに入ったら、たまたま以前から欲しかった種類の水晶が売っていた、など。
なぜか強くひきつけられる。なぜかそっちへ足が向いてしまった。なぜかその石だけ気になってしまった……そうやって出会う石です。
石に限らず、人間でもそうです。
両者の中には、必ず引き合うナニカがあるのです。
そのナニカが強い石を選ぶといいよ、ということですね。
ちなみに、石の方が能動的になる場合もあります。
そんな場合は、たまたま誰かがプレゼントしてくれたり、たまたま破格の値段になって安く手に入ったり、たまたま庭先に落ちていたりとかで、簡単に入手できます。
別にギアナの水晶谷まで行く必要はありません。向こうから近づいてきてくれます。
「石が能動的とかワケわからん!」
まあ、そうでしょうね。
ただホントに自分と合う石は「向こうからやってくる」ことがあります。
石は自分で動けないぶん、人を使って移動するのです。(悪くいうと、人の心を操って)
そんな石が来た時は、長旅の疲れを癒やしてあげてくださいね。
また「石に選ばれる」という現象もあります。
石欲しい病を治す方法で少しふれました。
『すべてのひとに石がひつよう』 著・バード・ベイラー 訳・北山耕平 刊・河出書房新社
『パワー・オブ・ストーン 石の力と力の石』 著・北山耕平 刊・荒地出版社 をご参照ください。
誰にでも、一つは自分の石がある。その石は、正しい時と場所であなたの前に現れる。あなたが石を選んだように見えるが、そうではない。その石があなたを選んだのだ。
あなたはその石を通じて、大自然と交感できるようになるだろう。今後はその石と共に生きていくがよい。
と、いう教えですね。
自分の石を見つけることの重要性が説かれています。
そうやって石から選んでもらえたなら、後々スムーズに交流できますよ。
ところで北山氏は何個かの石を持っていて、数年に一度は石を里帰りさせなきゃならないそうです。
石を拾ったところへまた連れて行くのですね。そうでないと「石が元気なくなる」からと。
北山氏は世界をあちこち旅しているので、各国に石を里帰りさせなければなりません。
石のふるさとは、秘境の地ばかりです。
た、大変ですね?!
もし私の石がそんなこといいだしたら、ブラジルとマダガスカルとメキシコとナミビアとドミニカとミャンマーとヒマラヤと南アフリカとオーストラリアに連れて行かなくちゃならないですよ。
あー、インドア派の石ばっかりでよかった。
ここまでくると、効く効かないはぜんぜん関係なくなってきます。
まあ、こういうディープな石との付き合いも楽しいですよ。
あなたも、運命の石との出会いを求めてみてくださいね☆