「先に捨てる」⇒捨てられないなら心を癒やせ！
はいはい、春分記念「先に捨てる」の開運法則の続きでございます。
これを捨てたらいいんだろうなあ～。
でも、わかっちゃいるけど捨てられない……。
そうなんですよね。
「私がイヤな恋人を捨てられないのは、親から植えつけられた無価値観が原因なんです。
ついつい、我が身を削ってまで、尽くさなきゃって思っちゃうんですよね」
と、ご自分で仰るくらいの方でも、なかなか実行できません。
頭ではわかっている。でも、できない。
それは、ご自分の心のなかの「衝動」が邪魔しているからですね～。
例えば、過食する人。
過去に「残さず食べてえらいね～」といわれた。
⇒ぜんぶ食べ尽くさなくちゃ、私は人から愛されなくなるんだ！ みたいな思い込みがある。
この思い込みって「私は人から愛されたいって願ってるんですよね～」みたいに、頭でわかっててもあんまり意味ないですよ。
心の奥底の「餓鬼のように食べ尽くさなければ、私は愛されなくなって死んでしまう！」という衝動をリアルに体感しないと、本当にわかってるとは言えません。
じゃあ、どうやって体感するかといえば、やっぱ瞑想でしょ。
キャンドルの火をじーっと見つめて、
「私はなぜ捨てられないのだろう？ 捨てたらどうなると思っているのだろう？
このざわざわした気持ちは何なのだろう？」と自問自答するとかですね。
私のネット依存症の例で試してみましょう。
私には、べつに検索しなくてもいいことを検索するクセがあります。
そんなことしてる間に、さっさと仕事をしろ。
ネットを断捨離するが吉。
でも、できない。それはなぜ？
ネットをしたくなった時「なぜそうしたいのだろう？」と、じーっと一人で考えます。
時間はロスしてますが、急がば回れです。
いろいろな考えが湧いてきます。
成功したくないとか。成功したら一人になるとか。
ふーん？ そんなこと思ってたっけ？
――私は一人になりたくない。
あ、これかな？
人間が最も恐れるものは何でしょうか。死ですね。
で、集団で生きる我々は、原始時代から「一人になる＝死の確率が高まる」ということになってます。
故に我々は孤独を恐れる……。
私は原始時代からの恐怖心に操られてるってわけですか。
この心を癒やすんですか。あー、めんどくさそう～。
まあ、いったん衝動の原因を発見すれば、かなり処理がラクになりますよ。
➡ 自分は何を恐怖しているのか？ を突きとめて、
その気持ちが出てくるたびに感じて(受け止めて)いくと、衝動が次第にうすれてきます。
これであなたのメンタル面はグッと改善します！
もはや、開運法からも占いからも遠く離れたところにきてしまいましたが、
ほんとうに開運したいなら、やっぱり心をどうにかしないとですねえ～。
