母から愛されなかった娘は、どう生きればよいか

先日、ブログ上でカウンセリングをしましたよね。

「私が親しくなるのは、虚言癖の人ばかり。なぜでしょう?」

 

そのAさんが「周囲に寂しい人が現れるのは、私が母親の愛情を必要としていたからだー!」と気がつかれました。

 

で、さらなる難問をお寄せくださいました。

母親からの愛情不足は他のことで満たすことはできますか?

 

いや~、多いですよ。親子問題って。

仕事でのトラブルも、恋愛での浮気問題も「けっきょくは親子関係からきてるんだろうな~」と感じることはすごく多いです。

 

そこで、我が親愛なる読者さまのために、易に問いました。

「母から愛されなかった娘は、どう生きればよいか」と。

Aさんだけではなく、こういうケース全般の人のための占いです。

 

まず出た卦が、雷山小過。

 

こんなん出ましたけどぉ~。(元ネタは白蛇占いです)

 

これは「母と訣別せよ」と教えてくれています。

あなたと母親が理解し合える可能性は0%です。
いっしょにいても不幸になるだけ。
離れましょう。

 

それから出た卦が地山謙。

 

母親と離れることを選択するまでに至ったあなたは、いろいろなことに悩み苦しみ、精神的にも磨かれてきたでしょう。

親から離れて、あなたは大人になりました。それでいいのです。

 

母親からの愛情不足は他のことで満たすことはできますか?

この問いには「いや、他のもので満たす必要などないね。自分が大人になればそれで十分」というのが答えです。

 

・親と付き合うなんてムリムリ。しんどいでしょ。
・自分を好いてくれる人とだけ付き合えばいい。
・イヤなやつは、親でも子でも付き合わなくていい。

ということも示されています。

 

➡ まあ、あえて何か努力するとすれば、親への未練や愛着を捨て、訣別する覚悟を抱くことではないですか?

 

 

あのう、易神さま……ほんとにこれでいいのでしょうか……。

この占いの中には「愛」とか「許し」なんて要素は、1ミリもないんですけど。

 

世の中のスピ本、親子本には「母は本当は私を愛してくれていたんだー!」と、愛に目覚めて(?)、「それからは良い関係を築いています!」とか、そういう「愛と許しのストーリー」があふれてるじゃないですか~。

心理学の人も「母親に感謝できることを100個みつけたら、許しが生まれてきます!」とかいってるしね。

 

感謝なんて意味、まるでないですね……。

ただ「土砂災害から逃れるように、親と訣別せよ。

そして大人になって、自分の生活を大切にしなさい」と言ってるだけです。

 

実はこの占い「心を癒やせ」とも言ってないんですよね。

「それなりに経験を積んで、精神的に成熟したらそれで十分」という感じです。

あなたはご自分で「自分は、まあまあ大人だな」と思えますか? そしたら、もうそれでいいですよ。

 

娘が幸せになるには、いかに母親に理解してもらうかではなく、精神的に母親からいかに自立するかに尽きます。 引用元

 

というか……。

自分が大人にならなければ「自分は母から愛されていなかったのだ」と認めることはできない。

 

はい、音声でも言ってもらいましょう。25:10「親はあなたを愛していなかった」

 

➡ あなたは、ご自分が親から愛されていなかったという事実を、

心の底の底から認めることはできますか?

もしかしたらそれは、悟りをひらくことより難しいかもしれませんよ。

 

それを受け入れられたならば、あなたは真の大人になれます。

 

参考 『なぜ、「白雪姫」は毒リンゴを食べたのか』著・岩月謙司のご紹介