だんじり嫌いの岸和田人

 

今年はコロナのせいで、秋祭りが次々と中止になっていますね。

「あの」だんじり祭りまで自粛となりました。

 

そこで思い出したのが、元同僚(非占い師)です。

別にフツーの人なんですが、だんじりの話になったとたん、人が変わったようになるんです。

 

「だんじり! はぁ~、あんなイヤらしい祭り、他にはないですわ!」

「もうほんま迷惑な祭りで!」

「あ~、岸和田の市民として恥ずかしい!

 

口をきわめて、だんじりをののしりだすんです。

 

え……あなた、岸和田人なのに?

 

岸和田のひとってアレでしょ?

自分の結婚式より、親のお葬式より、だんじりを優先させるんでしょ?(偏見)

 

「もう、あんなひどい祭りはないッ! よその人には……わからへん!

 

あんまり深くは語ってくれませんでした。

きっとあまりに過酷なトラウマで、口にするのも苦しいのでしょう。

 

もし岸和田でそういう発言をしたら、どうなるんでしょうか。

火あぶりとか、水牢とか、いいとこ村八分ですよね。

あー、こわいこわい。

 

まあ、その方は、今頃「中止だあー! 神に祈りが通じたー!」と快哉を叫んでると思いますね。

世の中、いろいろってことですよ。

 

そんなことを思い出した秋の日です。

ではまた~。