ハンター・ザ・ハンティング ~お金儲けをしたい人をカモにする方法~
こんにちは、黄玉です。
もうそろそろ春でしょうか?
さて、最近身近でなんとかメソッドに〇〇万払った、という話を聞きましてね。
ビックリしましたよ。
そう、ネット上で、雨後の筍のように繁茂している
「なんとかメソッドを教えるなんとかコーチング」っていうやつですよ。
その内容をちょっと聞いたんですが「え、それでその値段?」ってものです。
しかも本人は「向いてなかったですわ~」といって、ネット方面での集客はばっさりあきらめてます。
つまり成功していない。
まあ、本人は納得してるみたいですが……。
占い業界にも、こういうセールス法は昔からありますね。
「あなたは占い師の才能がありますよ。
私のスクールに通ってみない? 今なら授業料が一括で〇〇万!」みたいな。
ただまあ、ほんとに才能があって、
先生のお客さんを紹介してもらって ← このアフターフォローがないとこはダメです。
プロになってる方もいらっしゃるんで、一概にダメとは言えないですが……。
こういうの、ハンター・ザ・ハンティングっていうらしいですね。
「集客したい人」を集客して、一網打尽ってわけです。
もしうまくできなかったら「それはアナタの方法が悪いんですよ。でもこれなら成功間違いなし!」とやるわけです。
おいおい、なんだその怪しげなタイトルの本は、って?
催眠術師が書いた本です。そう思うでしょう。
でも催眠術の基本は「本人の中にあるものしか引き出せない」らしいんですね。
そして著者は「どれだけイメージしようが、現実的な努力なしには何事も達成されない」と説くわけです。
ね、まともでしょ?
まあ~、なんとかセミナーとか、なんとかメソッドとか、
なんとかコーチングに大金を投じる前に、一読をおすすめしたい本ですね。
仮に、そのコーチの方が成功してるとしてもですよ……。
そのコーチの人は「お金儲けをしたい人を集客して、お金儲けをすることに成功している」のであって、「あなたの業界で成功して、一部上場を果たしている」のではないでしょう?
その人が「金儲けをしたい奴らを集めるにはこうするんだ!」ということを教えるのならわかります。
でもそれを、パンの販売とか、弁護士で成功する方法に応用できるんでしょうか?
それ、局外者の意見じゃないですか?
(まあ占い師にもそういう側面はありますが)
仕事で悩んだ時は、同業の先輩に相談してみるのがいいかもしれませんね。
また商工会議所で、中小企業の支援策がないか聞いてみるとか。
地に足をつけて仕事をするのがいちばんなのでは?
一足飛びの成功などもろいものですよ。
こちらの記事でも「スピリチュアルに大金ぶっこむのはやめなはれや」と書いてますので、よければご覧ください。