吉川艶子(90歳)の写真展に行ってきました!
こんにちは、黄玉です。
今、兵庫県で前代未聞の写真展が開催されています!
吉川艶子卒寿(90歳)記念写真展
5/31(木)~6/4(月)
11~19時 最終日は15時まで
兵庫県芦屋市業平町8-24
芦屋市民センター(3F)多目的ホール
90才の御婦人がひらいた個展!
そして作品は無料で持ち帰りできる!
特に後者がすごいですよね。
こんなに太っ腹な個展は聞いたことがありません。
<ミャンマー ウーペイン橋より タァウングタマン湖>
私もどんなものかと行ってきました。
初日は雨だったのですが、新聞で紹介されたらしく、たくさんの人が来ていました。
海外の雄大な風景が多かったです。
作品からは、男性的でキッパリとした印象を受けました。
写真だけ見たら、3~40代のバックパッカー的な人が撮ってるのかも、と思いますね。
<エストニア 広大な公園にて>
プロフィールによると、阪神大震災で大ケガをして、そのリハビリで写真をはじめられたそうです。
何があってもあきらめない精神はすごいなあ、と思いました。
<オレンジ色のバラ>
私もありがたく一点頂戴してきました。
画像だとわかりにくいかもしれませんが「油絵風に加工した写真」なのです。
部屋の雰囲気が明るくなってうれしいです。
この個展は作品が持ち帰り可能で、なくなったぶんは次々と補充されるそうです。
ということは、作品は日替わりで楽しめるのかも?
たった五日間の個展ですが、見に行く価値はあると思いますよ。
<バリ島で投網を打つ漁師>
追記
初日に来場者が大挙して押し寄せ、作品の数があまりに少なくなったため、
今は「予約だけして最終日に持ち帰り」という形を取っているそうです。
初日のオープニング時刻って土砂降りだったんですけどね。
タダでもらえるんなら、雨が降ろうが槍が降ろうが何のその、という関西人根性でしょうか。
まあ、私もそうなんですが。
<中国 北京の路地で装飾品を売る少年>
吉川さんは初日も二日目も来られてました。
会期中は常駐してるんでしょうか?
年齢を感じさせない写真を見られて、大変良かったです。
<ミャンマー アマラブラ 托鉢>
追々記
私は最初この個展の案内を見た時「終活の一環かな」と思ってしまいました。
年齢が年齢だし、無料プレゼントってそうなのかも、と。
やはりというか、その意図は明確にあるそうです。
「自分が死んだら、作品はどうなるかわからない。なら、生きてるうちに好きな人にもらってもらおう」と。
<インド ガンジス河 ベナレス>
私が今回頂いたバラの写真は「吉川さんの旦那さんが気に入って、最期まで見ていたもの」だそうです。
縁者でもないのに、そんなの頂戴してもいいんでしょうか。
まあ一枚一枚の写真に、そうした吉川さんのヒストリーがつまっているのでしょうね。
写真をもらった皆さん!
吉川さんに感謝して、これからも写真を大切にしていきましょう~。
💡 今回のブログ記事で使用している画像は、すべて吉川さんの作品です。