貴船神社の隠れパワースポット「白石社」のご紹介
貴船神社は、いわずと知れた京都の超メジャーな神社です。
その情報は各自でお調べください。
今回は貴船神社の隠れパワースポット、「白石社」へのアクセス方法をご紹介します。
最寄り駅についたら、通常はバスで貴船神社に向かうのですが、徒歩でもいけます。
私は途中にある名所旧跡を見たかったので、歩いていくことにしました。
梅宮社を過ぎてしばらく行くと、川向こうに小さなお社が見えます。
看板に「白石社」と書いてあります。
きっと貴船神社の境外社なのでしょう。
そこにもお参りしたいのですが……。
――あれ? 橋がないよ。
うろうろ回ったのですが、どうみても橋がありません。
その手前には、浅い川があります。
貴船神社は、とても古くからある神社です。
平安時代の人だったら、ふつうにお参りしていたでしょう。
その時は、吐く息が白くなるような気温でしたが……。
でも全部お参りしたいもんね。
私は駐車場の脇から川原におりて、靴をぬいで、裾をまくって、川を進みました。
深さはないのでそれは大丈夫なんですが、やはりというかなんというか、温泉がわいてるわけではありませんね。
川をわたってすぐにお社があるので、私は靴を手前側の岸に置いてきました。
どうせまたすぐ濡れるし、裸足で行ってきたらいいだろうと思ったのですが……。
玉砂利が、いたい。
平安時代の玉砂利といったら、たぶん川原から拾ってきた丸いやつだと思うのですが、
現在、白石社の前面にムラなくしかれてるのは、いま、砕いてきたばっかりというような、エッジのきいたするどい小さめの砂利でした。
私の軟弱な足裏には、とんでもなく痛いです。
パワースポットの表現で「手にビリビリくる」といった言い方がありますが、もう脳天につき抜けるくらいに強力なパワーを足裏に感じます。
「もしかして、ここは禁足地か? 入っちゃいけなかったのか?」と思ったのですが、ちゃんとご祭神名が書いていて、竹の筒のおさいせん入れがあります。
下照姫命をお祭りしていて、婦人病に功徳があるとか。
和歌の神さまでもあるらしいです。
それでお参りしてUターンするのですが、やっぱり痛いです。
「コケが生えてるところを踏めばちょっとマシだろう」と思ったのですが、ぜんぜん変わらず、めちゃくちゃ痛いです。
川の中の石は、まだマシなんですよね。既に水にあらわれて、やや丸くなってるから。
けれど、現代の高度な砕石技術でうちくだいた、そのフレッシュな玉砂利が、もうすさまじいパワーなんです。
ガイドブックにもネットの記事にも、白石社のことは書いてませんでした……。
帰宅してからじっくり調べても、やっぱり川をザブザブ渡る以外に方法はないらしいです。
アクセス方法:貴船川を渡渉する。
💡 追記 水量が少ない時は、大き目の石を伝って歩けるそうです。
参考リンク 京の龍神さん~貴船神社参拝
なので、貴船神社のお社をすべて回りたいという方のために、重要なアドバイスです。
・タオルとビーチサンダル必須!!
夏でも冬でも必須です。
そうすれば、心おだやかに参拝できるでしょう。
手前の岸に戻ってくる時、道を歩くハイカーが、まるで私を
宇治の橋姫(貴船神社に祈願して、21日間川につかって鬼となった)を見るような目で見ていました。
・他人から何と思われても参拝するのだという強い心
これもいるでしょう。
今回は、貴船神社の末社、白石社の玉砂利の恐ろしいまでのパワーをご紹介しました。
さあ、アナタも白石社のご神徳を授かりにいきましょう!