「天からのお試し」を乗り越えるためにはどうすればいい?
今回は、ブログ記事に対してのご質問です。
何かやろうとする→邪魔が入る。でも簡単にあきらめてはダメ、という内容でした。
私も2回ほどあります。あそこで踏ん張れないのですよね。
事前に「こういう波が来てもやめない」を
もっともっと身近に感じるにはどうしたらいいんですかね。。。。
実現可能がみえている時は踏ん張れるのですけど、海のものとも山のものとも
わからない願望だと、希望の意識を持続しにくいのですよね。。
スピ業界では、この現象を「お試し」といったりしますね。
波動研究家の桑名正典さんは
・これまで自分を縛っていたものが現れる
・自分の波動を強くするために必要な試練
・自分が実現したいことを実現させた人と付き合うと、乗り越えやすくなる……と仰っています。
『孟子』にもこう書いてあります。
「天がこの人をものにしてやろうと思うと、まずその人に心の悩みと身の苦労を与える。
することなすこと手違いができ、進退に窮し、処理に苦しむ、といった調子である。
天は、こうしてその人をねばり強くさせ、未熟の点を矯正する」
2300年以上前の孟子の言葉と、現代youtuberの言葉がほとんど一緒ですね☆
「お試しがあるのはわかったけど、一寸先は闇、くじけそうだよ。
そこで踏ん張るためにはどうすればいい?」ということですよね。
Aさん(女性)のケースで考えてみましょう。
「占いで今年は良い運気だときいていたのに、起業しようとしたら、立て続けに悪いことが起こった。
もしかして、これって進んではいけないサイン?」
それで占ってみると、ものすごい心の葛藤が現れてるんですよね。
人間関係きついー、
私の技術ではお金をとれないんだー、
どうせ私には起業なんでできないんだー、
なんかァ~、負の引き寄せが起こってるんじゃないですか?
もっと心をスッキリさせたらどうですか?
でもまあ、これってわかりやすいレベルの悩みですよね。
他人からいわれたら「そうかも」とすぐ思えますよね。
ですが、人の心というのは複雑怪奇なもの。
こんなレベル↓の変な願望が隠れているかもしれません。
・死んでも現状維持したい
見知らぬ天国より、なれ親しんだ地獄。
だってそっちのほうが馴染みがあって安心だから。
・ゴミでもないよりはマシ
暴力ふるうクズ男でもいなくなったら困る。
だって一人はさみしいじゃないの?
・奴隷でありたい
自由はこわい、いらない、自立したくない。
だって自分の人生に責任をとらなくちゃいけないじゃん?
天が試練を与えているのだ!
レベルアップに必要な苦労なのだ!
確かにそうとも言えます。
それだったら、サクサクレベル上げしていきましょう。
ただ一部の障害は、アナタの心の迷いが引き寄せたものでもあるんじゃないでしょうか?
占っててそう感じますね。
どんな人にも「不幸でいるメリット」というのはあるのです。
「成功したい! お金を稼ぎたい!
でも成功したらママ友グループから仲間外れにされるかも!
だいたい、自分なんかにそんなことできるわけない!
(何かトラブル)……ほ~らやっぱり。(仲間外れにされなくてホッ)」
トラブルを経験して、迷いが晴れていくならそれでいいですが、
あまりにも迷い・不安・葛藤が大きいと、己の「不幸になりたい欲望」に負けてしまうかもしませんね。
質問「そこで踏ん張るためにはどうすればいい?」
回答「やる気を出す」とか「希望を持つ」ではなくて、
「自分は本当は何を恐れているのか?」を知るのが大事なんじゃないかと思います。
恐れの正体を知れば、だいたいその恐れは消えてしまうので……。
自分を邪魔するのは、ライバルや、家族や、資金繰りだ、なんだと考えがちですが、
それは結局は、自分の恐怖心が具現化したものではないでしょうか。
ここでも書いていますが、倒すべきラスボスは、自分の恐怖心です。
まあ己を知るのは難しいと思いますが、自問自答し続けていたら、いつか答えがぽろっと見つかるでしょう。
参考になりましたでしょうか?