実占のコツ19 同じ卦が出る時は、今の課題を易が示してくれている?

はい、今回は海外旅行を計画中の方からのご質問です。

 

この方は海外旅行に行きたいけど、ご家族から反対されないかどうか、不安だそうです。

それで占ってみると、だいたい同じ卦がでると。

 

最近、易を立てると風沢中孚がやたら出ます。

「周りの人(家族)とちゃんと腹を割って本心でコミュニケーションしなさいよ。そしたら大丈夫だから。」

っていう易の愛ある助言なのか?という気がしています。

同じ卦が出る時は、今の課題を易が示してくれているんでしょうか。

ちなみに風沢中孚な行動はとれていません。それでよく出るのかも。

 

風沢中孚は「コミュニケーションしなさいよ」と教えてくれているのか?

そうかもしれませんね。

いずれにせよ、海外一人旅するのなら、同居ご家族に言わなきゃいけないわけですし。

 

風沢中孚というのは「卵を温める親鳥」の象徴です。

卵を温めるように、海外旅行のプランを進める(温めて)いけばいいんじゃないでしょうか?

 

それよりちょっと気になったんですけど、

この質問者さんは、占いの答えを「課題」とか「自分が直すべきところ」と捉えるクセがあるのではないでしょうか?

「風沢中孚だ。やったー、よかった」で満足してないですよね。

 

占いで「私が直すべきところ」を聞きたがる方がいらっしゃいますが、

だいたいそういう人に限って「直すべきところは特になく、でも自己評価がやたらと低い」というタイプだったりします。

それって、常に「自分は間違っていて、何か改善する必要がある」と、思ってるってことですよね~。

 

そもそも、ヨハネスブルグ(治安が悪くて有名)に旅行したいというわけでもないのに、

何をそんなに悩んで、何回も卦を立ててるんでしょうか?

 

たかが(といってはなんですけど)海外旅行くらいで悩みまくってしまう、それはなぜ?

 

私が海外旅行に行くなんて贅沢だー、
私の旅行プランではうまくいかないんだー、
私のやりたいことなんて、間違ってるに決まってるんだ―、

 

もし、質問者さんがこんなふうに思ってるとしたら……、

風沢中孚は「それ、合ってるから」と肯定してくれてるんじゃないでしょうか?

夢(卵)を大切にね!