実占のコツ18 期待しすぎると外れる?

今回は、Aさんからの質問です。

Aさんは就職活動の合否を何回か占ってみて、その結果がよく当たった。

だけど……。

 

不合格の時は自分的にイマイチな卦が出て、受かる時はほぼいい感じの卦が出たんですが、

一回だけ大外れだったのが「一番期待していた面接」の時です。

 

問:今日面接を受けた仕事に受かりますか?教えてください。

答:風沢中孚の風雷益にゆく

 

正直、面接はあまり手ごたえがなかったのですが、易がこれまで合否を当ててきたので、

これはもしかしていけるかも!と期待していたら結果は不合格でした。

 

結果は大ハズレ。

 

期待しすぎたのがいけなかったんでしょうか…。

易は占う時の自分の心の状態やエゴが反映されますか?

自分の期待する念が強すぎると結果に影響したりとか。

 

期待しすぎると外れるか?

そういうこともあります。

 

その場合のハズレには、2パターンあります。

(1)出てくる卦が、そもそもピント外れ。

(2)希望的観測が強すぎて、自分の解釈が間違う。⇒これはありがち。

 

でもまあ、風沢中孚の風雷益にゆくが出たら、フツーは「合格」と見ますよね。

今回のハズレは(1)のパターンですね。

 

>正直、面接はあまり手ごたえがなかったのですが、

ここの「期待する」の詳細がちょっとよくわからないですね。

 

①「面接に手ごたえがなかったけど、でも就きたい仕事だったから、絶対に受かってほしいと期待して占った」のか、

②「べつにどうでもいい仕事だったけど、易の占い結果を見たことによって、期待してしまった」のか。

 

②なら、外れるかな~……と思います。

 

山道でケガをして、すぐに下山しなければならない。

右か左か、どちらの道を選んだら、安全に下山できるか?

 

易は、こういう絶体絶命のピンチの時は、必ず当ててくれます。

あいまいな結果は出ません。

 

しかし、しょーもないことばかり占ってると、

「おれを試すんじゃねーよ(イライラ)」という意味で、外されることがあります。

 

この場合もそうですね。

実占のコツ8 せっかく占ったのに、なんでこうなるの?

 

面接の結果って、何日か待ってたらわかりますよね。

それ占う必要ありますか?

そもそも、その仕事に絶対に受かりたかったのでしょうか。

あなたはその答えを本当に知りたかったですか?

 

易は、他の占いと違って独特なところがあります。

「オレは当てられる!」とかうぬぼれてたら外されますし、

どうでもいいことばかり占ってると、当たらなくなります。

 

【1】面接の手ごたえがいまいちわからない! でも絶対受かりたいから知りたい!

⇒これなら当たると思います。

【2】この面接、きっとダメだろうな……まあ、一応、易で結果を見ておくか。

⇒こういう態度では、外れちゃいますね。

 

易は「占う必要ねーじゃん!」って時に、厳しいです。

 

まあたぶん、当たるのが面白いからやってたと思うんですけど、

易は、そういう時にピシャッと冷や水を浴びせてくるのですね~。

 

私も、お客様から占いを頼まれても「今は違う」と思ったら、断る場合があります。

それにはこういう理由があるのです。

 

💡 追記:期待してたのは、「べつにやりたくない仕事だけど、おいしい条件の話だから」だそうで。

「ああ、憧れの仕事! ぜったい受かりたい!」ではないです。

 

……外れたのは、そーいう、ヨコシマな期待を持って占ったからじゃないッすか?

 

まあそもそも、面接の合否を占いすぎだったと思いますよ。

今度からは、本当に知りたいことだけ占うようにしましょうね。