第14話 5/30 京都デモに参加してきました
はい、頭おかしい非国民たちが集う、反コロナデモが京都で行われます。
私はプラカードと飲み物、おやつを持って会場に向かいました。
途中の電車で、主催者とコアメンバーたちに出会いました。機材をヒーハーいいながら運んでます。
たいへんそうだナァー。(他人事)
私もちょっと荷物を持ちます。
パネルを入れるための袋には「コロナは茶番」と、でかでかと書かれています。
特注でつくったらしいです。
この袋をさげてると、周りの目が……「え~、あの人なに? やばぁ~い」みたいな。
ハァ……これから、こういう好奇の目にさらされるんでしょうね。
さて、デモ行進です。50人以上は集まってるかな?
二列になって、警察に警備されつつ前に進んでいきます。
で、シュプレヒコールというのがあって、
A「無症状ってなんだ?」がいうと、
Bが「ただの健康な人だ」と答えて、
Cその他大勢が「ただの健康な人だー!」唱和するわけです。
事前に練習もしたんですよ。
緊急事態宣言、ワクチン政策のおかしさを訴える内容がメインですが、なかにはこんなものも混じってます。
A「ニューヨークにいきたいかー!」
みんな(――えっ!?)
A「……という番組がありましたが、ワクチン打ちたいかー?」
B「死んでも打ちたくなーい!」
Cその他大勢「死んでも打ちたくなーい!」」
それでまあ、不可触賤民になった気分というか、レインボーパレード(LGBTの)に参加している気分というか。
日本社会では「空気を読む」ということが非常に大切にされますね。
その「空気」からケタ外れに外れた主張です。
コペルニクスになった気分が味わえます。
さらに、ネガティブフィードバックもあります。
「コロナがないって証明してみてよ!」とからんでくる中年女性がいたり、
「マスクくらいしろー」といってくる男子高校生の集団がいたり。
けれど、ポジティブな反応もかなりあります。
・スタート地点で、デモの様子を撮影してるマスクの人がいました。
私がじーっと見てたら、さっとアゴマスクにしました。
そして、しばらく行ったところで、またその人を見かけたんです。
えっ、ついてきてるの?
手をふってみたら、振り返してくれました。飛び入り参加したいのかなー?
・飲食店の人が店の前に立って
「ワクチン、ヤバいもんな」
「あー、あれはねー」と会話してたり。
あれっ、知ってるんだ? まあ、自分で調べりゃすぐにわかりますよね。
・「マスクを外そう!」という呼びかけに応えて、実際にマスクを取った女性。
拡声器を持ってる人が「はい、マスクを取ったら美人な人がマスクを外してくれました!」とほめてました。
参加者A「マスクとったら美人だっていったら、みんな外すんじゃないの?」
参加者B「かもねー」
まあ、実際、マスクは肌荒れの原因にもなるようですし。
毛穴にはよくないでしょう。
・アゴマスクをして、こちらを見ながら「うん、うん」とうなずく老夫婦。
デモ団体を、孫でも見るようなやさしい目で見つめています。
な、なんだろう……?
テレビの洗脳にかかっていない高齢者ってめずらしいですね。
引退した免疫学者夫婦とかで、本当のことを知っているのかもしれません。
他にも好意的な反応はいろいろあるんですが、その人たちのほとんどがマスク(アゴマスク含む)を装着してます。
働いている時は仕方ないとしても、プライベートでは取ってくださいよう。
でないと、このマスク同調圧力は崩れないじゃないですか~。
あと、外人さんは反応がオーバーですね。
ノーマスクでにこにこしながら動画とってて、こぶしを突き上げて「おー、いえー、ぐれーと!」みたいな。
しかし、アメリカ国旗の模様のマスクをした外人さんが、ひたいの横でくるくると指を回して「くれーじー!」といってくることもあります。
クルクルパーのジェスチャーは、日米共通なんですね。
――さあ、皆さんはどう思いますか?
狂っているのは、政府か、デモ団体か?
日和見、様子見、無関心派が大多数かもしれませんが。