第12話 ワクチンパスポートと「被抑圧者の教育学」(1)
はい、毎度ばかばかしいコロナのお話でもおひとつ。
今は恐ろしい感染症が流行していますね。(ということになっている)
いつでもどこでもマスクをつけなきゃなりません。(ということになっている)
でもよく効くコロナワクチンが開発されました。(ということになっている)
みんなが打てば、コロナ問題は一気に解決! マスクも外していいですよ。
飛行機に乗る人は、ワクチンパスポートを持ってください。接種してない人は飛行機に乗れません~、仕方ないですね~。
劇場・図書館・スーパーマーケットにもこの規制を広げましょう。ウイルスをばらまかないためにはこうするしかないんです~。
――という、コロナを口実にした、人類史上いまだかつてない人権侵害制度がワクチンパスポートです。
まーったく冗談じゃないですよ。
『新型コロナワクチン接種の記録』でも、さも当たり前のようにワクチンパスポートを前提とした発言が記されているし。
第一回でワクチンの証明シール(ロット番号・品名その他が印刷してある)を貼付、接種場所や日時を捺印してもらった接種証明書には、無事二回目の記録が足された。
後々移動やその他で必要になるので、これは絶対に紛失してはならない。
この記事を読んだ人、厳重に保管してくださいね。
――で、そのワクチンがどんなものかというと……。
第二回目の方が発熱や頭痛、上腕部の痛みなど副反応が強く出る、と言う話からだろう。
実際、すでに二回目を受けた技師や薬剤師、ナースさん達から『38度以上熱が出た人がいた』『鞄が持てないくらい腕が腫れて痛んだ人もいた』という話は聞いている。
母数が多ければ副反応が生じる人も多いのは当たり前だし、なにより定時まで勤務するのは院内であるから、何かあったらすぐ対応してもらえる。
その点は安心感がある。
以前、私はとある手術を受けるため、薬を投薬してもらって、ベッドにタオルケットかぶって寝てました。
そしたら、タオルケットがガサガサしてたのか、タオルがあたってるアゴの皮膚に赤みが出てきたんですね。
言われなければ、本人も気づかないくらいだったんですが。
医師と看護師は「これは薬疹か? 手術を続けていいのか?」と長々と議論してました。
タオルケットとったら、すぐに治ったくらいのもんですけど。
鞄が持てないくらい腕が腫れても、アセトアミノフェンあるからOKって……。
そもそも治験期間終わってないとか、長期的な影響は誰も確認していないとか、動物実験したら二年後に他のウイルスにやられてぜんぶ死んでしまいましたとか、発がん性がどうとか、メッセンジャーRNAに何が書き込まれてるのか誰も知らないとか、キナくさい話は山ほどあります。
ともあれもらったアセトアミノフェンを服用することもなく、24時間以上が経過した。
副反応がきつく出て苦しむ人もいる中で、私はラッキーだったと言える。
ありがとう筋肉。
ありがとう上腕。
まあワクチンのヤバさもさることながら、我々人類がいかに奴隷化されていることか……。
『被抑圧者の教育学』パウロ・フレイレ/著 亜紀書房という本を知っていますか?
これは、生徒の自主独立性を最大限にまで認めることを主眼とした教育学の本です。
著者は「そんな教育をしたら、奴隷どもが目覚めてしまうだろ!」と政府から弾圧されたという、もーのすごい名著なのです。
で、世界中がこれとはちがった教育を行ってますね。
上からの命令に絶対服従するロボットをつくることを主目的としています。
だから、どんなに理不尽なことをいわれても、そのまま従っちゃうんですね。
「自分の頭で考えない=善、正しい」とされる風潮すらあります。
いま全人類は、他者に盲目的に従うことをやめ、真の自由と人権を勝ち取れるかを問われているのでしょう。