子どもの「感情」を恐れる親たち(1)

どうも、こんにちは。黄玉です。

最近、中年ひきこもりが増えているそうで。

まあ増えているというより、以前からあったものが顕在化してきたのでしょうが。

 

「どんなふうに育てればひきこもりにならないか」は知りませんが、

「こうすれば間違いなく子どもは病む!」ってことは知ってます。

それについて語っていきましょう~。

 

 

子どもが不登校だ、非行に走った、万引きした~。

親ごさんは「子ども」だけの問題ととらえがちですが、そうではないですよ。

 

親子関係の問題って、ほとんどが夫婦関係に起因してますね。

 

そんでもって、特別に問題のあるご家庭では、

自分たちの夫婦関係が悪いということにすら気づいていません。

これが本当に厄介です。

 

「子どもが、子どものために、子どもさえなんとかなってくれれば……」

 

いやいやその前に夫婦関係をなんとかしようぜ!? って言いたくなる場合があります。

 

これは「部屋の中のゾウ」ですね。

ものすごくビッグで困難な問題がある。でもそれから目を背けたい。

だから子どもの箸の上げ下ろしにまでケチをつける。

 

子どもの問題(そもそも、本当に子どもに問題があるのか?)が、夫婦関係の絶好のカモフラージュになってるわけです。

 

 

じゃあ、夫婦仲の悪さを自覚してりゃいいのか?

 

「ダンナのことはもういいんです。(orあきらめてます)

ただ、この子がしっかり育ってくれれば……」

 

こんなふうに仰る日本人女性はとても多いですが、どうかと思いますね。

 

一例をあげましょう。

「あんたはお父さんみたいにならないよう頑張りなさい」って、

その時子どもが何を学んでいるかというと、家庭内ディスコミュニケーションのやり方ですよ。

 

・結婚しても幸福にはなれないんだ。

・テストでいい点を取らなければ認めてもらえない。

・父さんと同性であるぼくは汚らわしいんじゃないだろうか?

 

残念ながら、あなたが伴侶を軽蔑したのと同じぶんだけ、子どもはあなたを軽蔑します。

 

だってそれしか習ってないんだから。

 

ご自分がパートナーに愛を注いでいないのに、

「子どもには明るく愛情豊かでやさしい子に育ってほしいの~☆」なんて、ちょっと無理な話ですよ。

 

💡 「子どもに愛を注ぐ」のではなく、「パートナーに愛を注げるか」という話です。

 

どういう環境が子どもにとっていいか、といったら、こうですね。

夫婦仲良くする>離婚する>>>>>>不平不満を言いながら大嫌いな夫と暮らして子どもに泣き言をいう。

 

それから、特に問題なのが「お子さんの気持ちをスルーすること」ですね。

次回に続きます。