「好き」を大切にすると幸せになれる その3
自分の望みがわからない。やりたいことがわからない。
どちらを選んだら幸せになれるかわからな~い。
でもそれは、ほんとに自分の意志が「ない」のではないのです。
社会全般のノイズに影響されて、自分の気持ちを抑圧しているわけですね。
もし、そのまま自分の気持ちにフタをしていたとしたらどうなる?
別にお気に入りではない服を着て、適当なメイクして、普通なカバン持って、特にやりたいわけでもないけど、まあこんなものかという仕事をして、なんだかピンとこないけど、そこそこ収入のある男性と結婚して子どもを産んで、
「すべて満たされてるはずなのに、何かが足りない。いったいなぜ……?」なんて言い出すわけですよ。
そりゃー、そうでしょうよ。
だって世間一般で幸福と言われているものが、あなたに合っているとは限らないのですから。
すごく当たり前のことですが、幸福は人それぞれですよ。
冒頭の心理テストは「あなたはどの食べ物によって幸福になれますか?」と尋ねているわけです。
ショートケーキだろうが焼きそばパンだろうが、自分が好きならそれでOK。
食べたいものを食べてりゃいいんです。
「そんなこといっても~、みんなケーキを選んでるのに、自分だけ焼きそばパンを選ぶなんて……」
出たっ、日本人的同調圧力!
だけど、自分の本当の望みを表現することを恐れないでほしいですね。
そう、だいたいこういう方は、自分の本心を表現することをひどく恐れています……。
もし自分が思い通りに行動したら、周囲からどういう制裁を受けるのかと心配なのでしょう。
(ですので、単純に「やりたいことをやろうよ!」で済む話ではないのです)
そうやって、自分の本心を抑圧し続けているとどうなるか?
抑圧・劣等感・コンプレックスのスペシャリスト!
人生相談50年の大ベテラン、加藤諦三先生に登場してもらいましょう。
これ四部作で、す~ごい長い動画ですけど「自分の好きがわからない」って方には、ぜひ視聴してもらいたいです。
なぜあなたは、自分の「好き」を抑圧しているのか? すべての答えがここにあります。
加藤「幸せになるためにはどうすればいいかなんて、本読めばたくさん書いてありますよ。コップに半分入った水があります。幸せになる方は、ある方に注目します。ハハッ、そりゃ当たり前の話でしょ……。こころに憎しみのある人は、ある方に注目しようと思ったって絶対にできない。これが強迫性です。その強迫性を理解するには、無意識を理解しないと無理です。
1 周囲のノイズをカットして、
2 自分の無意識をよく見つめて、
3 勇気を出して「好き」を集めていきましょう!
親がどうだ~、平均所得額がどうだ~、facebookの友だちが何人だ~、じゃないんです。
横の人がショートケーキを食べていたからといって、あなたがそれを食べて幸福になれるかどうかはわかりません。
自分の幸福は自分で決める!
時には、そーいう断固たる態度が必要ですね。
ではでは、楽しいクリスマスをお迎えください~。