「好き」を大切にすると幸せになれる その2

 

占いは非常に便利で役に立つツールです。

しかし「自分が何に幸せを感じるのかわからない」という方には、無力です。

 

北海道に引っ越すと仕事運アップ、でも寒い。

沖縄に引っ越すと恋愛運アップ、でも暑い。

さあ~、あなたはどちらを選択しますか?

 

お客様「私って、仕事運と恋愛運どちらがいいのかな……。

女の結婚は幸せだっていうし(←内面化された世間一般の声)、この前友だちが結婚してうらやましかったし~。

やっぱ恋愛運?

 

でも私、やりたい仕事があるんだよね~。

有機農法勉強するなら北海道がいいのかも。でもお金にならないかも~。

親からMBA(経営学修士)取ったのに農業なんてバカじゃないって言われそう~。(←内面化された親の声)

 

あ~、わからない!

私はどっちを選んだら幸せになれますか!?

 

 

まあね「あなたは〇〇という資質を持ってるから、こっちが向いてますよ」ということはできます。

そんなこたー、いくらでも言えますよ。

 

でもそれ、自分で決めたことじゃないですからね。

仮にAという道に進んでも、心はグラグラ揺れっぱなしです。

 

占い師さんはああいったけど、本当に幸せになれるだろうか……。

あ~、最近ついてないし! やっぱり間違っていたんじゃ……」となるのは、火を見るより明らか。

 

でもね、こういう性格になるにもそれなりの原因があります。

日本はいまだに儒教文化で、学校では押しつけ教育で、社会に出たら出たで全員リクルートスーツです。

自分の望みを出さないように、出さないようにと馴致されます。

 

「釣りへ行きたいな~」「海なんて危ないでしょ」

「UFO観測会をつくりたいです」「夜間のクラブ活動は認められない」

「このプロジェクトはどうでしょう」「前例がないな。ボツ」

 

こんなこと100万回もやってたら、そりゃあ自分の望みがわからなくなりますよ。

 

まだまだ続きます。