さて、今回も婚活ネタです。

 

今日は『つながり ~社会的ネットワークの驚くべき力 ~』

(著 ニコラス・A・クリスタキスとジェイムズ・H・ファウラー)から、正しい結婚相手の見つけ方について学んでみましょう!

 

そんなことするヒマがあったらお見合い・コンパ・相席居酒屋に行けばいいのに。

 

うーん、確かにそうすれば出会いは増えますが、でも後が続かないんじゃないですか?

異性と会っても、1~2回デートしただけでフェードアウト。

そういうお話はよく聞きます。

 

この『つながり』では、最も成功率の高い結婚相手の見つけ方が説かれているのです。

婚活に悩む方は必読ですよ!

 

 

1 そもそもこれってどういう本よ?

 

我々人間はどういう社会的ネットワークを形作っているのか?

そしてそこにはどういう法則性があるのか? を研究した社会科学の本です。

 

このニコラスさんは医学博士で、ある時病気のデータを調べていると、

「ん? データに偏りがあるな……」と気づきました。

肥満を例にとると、太った人の知り合いは太った人が多い。

のみならず、太った人の友だちの友だちの友だち(=三次のつながり)にまで肥満が伝染する! ということを突き止めたのです。

 

私の友だち=一次のつながり

私の友だちの友だちの友だち=三次のつながり

 

 

2 我々はどうやって結婚相手を見つけているのか?

 

恋人たちはよく「この人と知り合ったのは運命なの~!」といってます。

ですが著者によれば「そんなものは神秘でもなんでもない。ただ我々はネットワークの法則に従っているだけだ」ということです。

 

一夜限りのパートナーを見つけるのはカンタン。そこらでハントすればいいのです。

 

しかし結婚相手となると、社会的に承認された相手でなければなりません。

それすなわち「自分の周囲の人たちが納得する相手」です。

 

そのために人々は、古来より「紹介」という形態で婚姻を成就させてきました。

自分の父親の友人の息子と結婚する、などがその例です。

 

そして人は、自分とまったくかけ離れた相手とはつながれません。

 

結局は人々は、知り合いの知り合いの知り合い……、

つまり自分と同じ社会階級・思想・バックグラウンドの人間と結婚してきたのです。

 

これは「人間には無限の選択肢があるようでいながら、その実は三次のつながりの中から結婚相手を選んでいるにすぎない」ということになります。

 

「世間は狭いな~」ってやつです。(p33)

狭いのは当然。なぜなら我々は、三次のつながり内でしかリアルにつながれないからです。

 

 

3 結婚相談所での出会いが婚姻につながりにくいワケ

 

じゃあこの著作を現代日本の婚活にあてはめてみるとどうなるか?

えー、ここからは「結婚相談所の成婚率は低い/何年もかかる」という前提でお話ししていきますが、その点は大丈夫ですか?

 

「Wow,結婚相談所は素敵な殿方だらけ! あーん、もっと早く入会すればよかった~!」なんて話、聞いたことないですからね。

まあ、皆さん多かれ少なかれ不満を感じている、ということで。

 

過去のお見合いは、実際に三次のつながりを利用したものでした。

「お母さんの知り合いがもってきてくれたお見合い=自分のつながり内の相手」です。

自分と相手の生活範囲は重なっており、成功率は高いです。

 

しかし現代の結婚相談所は、お見合いや仲人という単語こそ同じですが、そこにリアルなつながりはありません。

自分の知り合いの知り合いの知り合い……ではない! ただの他人です。

もともと成功確率が低くて当たり前なのです。

 

条件ぴったりの相手を見つけても「何か違う」「この人じゃない」「ピンとこない」という人は、いったい何が不満なのか?

人間は、自分と共通のバックグラウンドがなければ、結婚に踏み切れない……。

 

きっと「この人は自分と同じ匂いがしない!」と拒否反応を起こしているのでしょう。

 

もし結婚相談所を利用するなら、顔・身長・年収ではなく

「自分と似たような人か? 共通点はあるのか?」をチェックしていった方がいいでしょうね。

 

 

4 開運の秘訣は「弱い絆」にあり!

 

では結局、どうやって結婚相手を見つけたらいいのか?

 

まずは自分の「つながり」を総点検です。

そして、社会的な距離の最も遠い相手に接触をはかりましょう。

その人に「結婚相手募集中!」というのです。

 

なぜ自分からいちばん遠い相手(弱い絆)を頼るのか?

自分の家族・親友・仲の良い知人のネットワークはもう知り尽くしています。

そこに新たな収穫はありません。

 

あなたは、その弱い絆で結ばれた人のことはほとんど知りません。

しかし自分と何らかの「つながり」ができていることは確実です。

 

自分の隣人=家賃、地価が同じ=同じような社会的ランクの人。

会社の先輩の大学の後輩=自分と同じような学歴と能力の人。

行きつけの店の知り合いの知り合い=自分と同じような趣味を許容する人。

 

ということは、三次のつながりが利用できるということです!

「つながり」の法則からいえば、その人の知り合いの知り合いあたりに、あなたの伴侶がいるはずなのです。

 

社会的に遠く離れたところに行けば、経験や情報が重なっていることは少ない。社会的に離れている人たちは信用しにくいかもしれないが、彼らが持っている情報やコネは本質的にずっと重要である可能性が高い。私たちは自分ではそれを手に入れられないからだ……(略)……私たちの財運に決定的な影響を及ぼすのは、ネットワークのこの部分、つまり社会的地平の先の領域なのである。(p205)

 

社会学の本に「財運」なんて言葉が出てくるとは驚きですね。

 

ですから「結婚相談所を利用してるなんて知られたくない~」と、ヒミツの婚活をするのはNGなのですね。

Facebookで結婚相手を募集するくらいはしてみましょう。

 

 

5 これを占い的に解釈すると?

 

この『つながり』で語られてるのは、シビアな現実ですよ。

 

「あなたはあなたにふさわしいクラスタ(群)にいる。

そこにはひとつの例外もない」ということなのですから。

 

ハイスペックな人と結婚したいのなら、自分がハイスペックにならなければいけません。

なぜなら人間は似たもの同士で夫婦になる確率が高いからです。

医者は医者と、公務員は公務員と結婚するものです。

 

古来からのことわざ「類は友を呼ぶ」「朱に交われば赤くなる」は正しかったってわけですよ。

 

既婚になりたければ既婚者の友だちを作って、ホームパーティーに参加するぐらいはしないといけないですね。

なぜなら我々は不断にネットワークの影響を受けており、かつそのつながり内で我々の福分が決まってくるからです。

 

これを占い的にいうと「運はうつる!」ということです。

えー、ですから……。

 

もし本気で「結婚したい!」という方がおられるなら、

しばらく私のブログ読まない方がいいと思いますよ。いやほんと。

独身菌が伝染っちゃいますから。

 

たとえば、彼氏持ちで幸福で結婚間近な人が見るようなサイト……。

なんでしょ。ゼクシィとか?

 

まあよくわかりませんが(←そう、私はわかっていません)

そういうところを見にいかれてもいいと思いますよ。

 

この本は結婚以外にも、実生活に密着した話題がいろいろ出てきて面白かったです。

秋の読書におすすめ! それではまた~。