四大難卦にも良い意味はある

 

こんにちは。易者の黄玉です。

今日は久しぶりに、易の話でもしましょうか。

 

四大難卦! いやな響きですね。

水雷屯、坎為水、水山蹇、沢水困で、バッドな卦だとされています。

でもまあ、良い解釈をすることもできますよ。

 

 

水雷屯は物事がグズグズして進まず、イマイチな卦だとされています。

しかし「大器晩成・青雲の志」をも意味し、いずれは道が開けてきます。

今は、じっくりとプランを練る時なのです。

 

 

坎為水は、トラブル続きでどうにもならないよ、という卦です。

卦が重なっていることから「不運が二つ続く」という意味にもなります。

 

実はこれは、学問に吉なのです。

この卦が出た時は、他の誰にも邪魔されずに(つまり孤独に)学問に打ち込めます。

今は実力を高めておく時ですよ。

 

 

水山蹇

足が弱って動けないよ~という卦です。

「思うにまかせない」という意味がありますが、それは自分の視野が狭くなっているからでは?

いつもと違った行動を取ってみると、あっけなく道が開けるかもしれません。

 

 

さて沢水困です。

確かにこれは「困ったな~!」という状況の時に出てきます。金銭的にも、困窮しているかもしれません。

 

ですがこれは「今が底」という意味になるのです。

これ以上悪くなることはなく、後は上がっていくだけです。

そう考えると、気持ちが楽になるのではないのでしょうか。

 

まあこんなふうに、四大難卦が出たからといって、100%ダメと決まったものでもありません。

気落ちしないでくださいね!

 

 

このブログには、卦の意味を調べに来た方も多いでしょう。

そして、出た結果に一喜一憂しているはず。

 

しかし易は、単純に「これは良い、悪い」といったものではないのです。

いきなり○✕を決めようとせず、ひとつの卦の意味をじっくりと考えてみてください。

 

そうすれば、良さげな卦が出たからといってうかれず、不吉そうな卦が出たからといって悲観しない、ひねくれた……

もとい、泰然自若とした人間になれるでしょう。

 

そろそろ新生活がはじまりますね。

みなさまも易を使って、人生をエンジョイしてくださいね!

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それではまた~。