心変わりするアクアマリン
こんにちは! 占い師の黄玉です。
本日もパワーストーンネタですが、お付き合いくださいませ。
これはまだ私が石の言葉を聞けなかった頃。
「アクアマリンの結晶が欲しいなあ。ベリル系はぜんぜんもってないんだよな。一個くらいコレクションしたいなあ」と、今と同じようなことばかり考えておりました。
だけど「これだ!」という標本が見つからないまま、一年が経ちました。
ですが冬の頃、ある鉱石屋でアクアマリンを発見しました。
そのアクアマリンは宝石のカット用原石でした。
結晶ではないけれど、きらきらと輝いています。
大量仕入れしたらしく、かなりの安値でゲットできました。
それから一ヶ月が経ち、クリスマスの季節となりました。
私はなぜだか知人Aさん(女性)に、突然アクアマリンをプレゼントしたくなりました。
ちょうどある会場で出会うし、クリスマスだし、あげよう!
そして更に三ヶ月くらいが経って、Aさんが結婚しました。
「へえ、おめでとう! よかったね!」と思いました。
アクアマリンといえば結婚、との言い伝えを知らなかった頃です。
Aさんは結婚する直前にアクアマリンを手に入れたことになります。
もしかしたら石の力かもしれません。ロマンチックですね!
しかし、今の私はビミョーな思いを感じています。
あのアクアマリンは最初からAさんのところへ行きたかったのかな?
私はただの石の橋渡し役だったのかな?
それとも、独身主義の私にアクアマリンが見切りをつけて出て行ったのか……。
モヤモヤした私は、水晶玉に聞いてみました。
「あのアクアマリンはAさんのところへ行きたかったのか?」
その答えは。
「他に良い人間を見つけたから、そっちへ移った」
クールな答えだな、おい!
まあ私の元にいても、夫婦円満パワーなんて発揮できないですからね。
それはそれで納得です。
こんなふうに、石は持ち主が気にくわないと(合わないと)すぐに離れていってしまいます。
あなたにも覚えがありませんか?
ある特定の種類の石だけ、すぐになくしたり手元から離れたり……。
ふん、私にアクアマリンは鬼門ということですな。
藍玉(和名)はもう絶対に買わないぞ!