11地天泰(ちてんたい)
地天泰(ちてんたい)は、なかなか安泰な時を表します。
地(大地)が上にきて、天(空)が下にきています。
これは天地のエネルギーが相互に交流している状態なので、おめでたいと解釈します。
この卦の時は、まあまあ安心、なかなか安定、特に不自由はない時です。
一方では、マンネリ・停滞・発展性のなさを表します。
これは、同じ物事をちがった言い方で表現しているだけです。
例えば、どう転んでもクビにならない職場、人間関係も安定している。だけど、今以上の発展は望めない、給料が安い……などという場合です。
こういう状況はありがちですね~。
恋愛は、なかなかよい状態ですね。
今の関係を壊そうなどとは、とても思えないでしょう。
婚約や結婚をするのもよいかもしれません。
「自分と相手は完全にバランスが取れている」関係です。
「お似合いのカップル」または「割れ鍋に綴じ蓋」でしょう。
➡ どちらも同じ事象をちがう言い方でいってるだけですよ!
「今の人に飽きちゃった」「なんだかタイクツ~」などと言い出さなければ、うまくいきます。
もともと「安定」とは「退屈」を内包したものなのです。
「安定していて、ドキドキわくわくする」なんて話は、ありませんよ。
何か迷っている方は、そこのところをよく考えてみましょう。
この卦の時は「安定」なので、相手に「安心」はできます。
それがいちばんのメリットかもしれませんね。
恋愛に関する意味をより詳しく知りたい方はコチラ
仕事に関する意味をより詳しく知りたい方はコチラ