八卦の解説 【4】震(しん)雷(らい)
今回は、震(しん)です。
これは陰二つの下から陽一つが現れていて、これから物事が変化しようとする時・その力を表します。
平たくいうと、カミナリです。
強いエネルギー、急激な変化などを表します。
これは近代になってからより重要になってきた卦だと思います。
電気が発明されたからですね。
車やパソコンを表すこともあります。
女性を占ってこの卦が出た場合「何らかの才能がある」と見る場合もあります。
内(陰二つ)に秘められた中に、明るいもの(陽)があると解釈するからです。
・よい意味合い
活力・才能・電気関係の仕事いろいろ・アウトドアスポーツ
・わるい意味合い
軽率な行動・強がり・独断専行
心の動揺(「一時的なパニック状態」というイメージで、巽の「気迷い」とはまた少しニュアンスがちがいます。