八卦の解説 【2】兌(だ)沢(さわ)
今回は、兌(だ)です。
沢です。さわ。沢~?
わかりやすくいうと「春の水」です。
・坎(かん)が「冬の水」なら、
・兌(だ)は「春の水」です。
なごやかで、あたたか~い感じがするでしょう。
ふわふわ、キャッキャ、うふふ~、というイメージを表します。
おしゃべり好きな女子中学生ってところです。
しかしその反面、うつろいやすく、口先だけ、確固たるものではない、という意味合いがあります。
昔の中国の人は、あまり「水」を信頼していないようですね~。
もともと水は、うつろいやすく、流れていくものですから。
・注意 易を修めている方へ。
「え? 秋じゃないの?」と仰りたいでしょうが、ここでは「少女」のイメージから、「春」としています。
実際の占いでは、「秋」とか「実り」ってイメージはほとんどないのですよ。
柔弱、口に関すること、自分から折れる、などがよくあてはまると思います。