八卦の解説 【2】兌(だ)沢(さわ)

64掛A08

 

今回は、兌(だ)です。

沢です。さわ。沢~?

 

桜と水面

 

わかりやすくいうと「春の水」です。

・坎(かん)が「冬の水」なら、

・兌(だ)は「春の水」です。

なごやかで、あたたか~い感じがするでしょう。

 

桜の花びら

 

ふわふわ、キャッキャ、うふふ~、というイメージを表します。

おしゃべり好きな女子中学生ってところです。

しかしその反面、うつろいやすく、口先だけ、確固たるものではない、という意味合いがあります。

 

昔の中国の人は、あまり「水」を信頼していないようですね~。

もともと水は、うつろいやすく、流れていくものですから。

 

・注意 易を修めている方へ。

「え? 秋じゃないの?」と仰りたいでしょうが、ここでは「少女」のイメージから、「春」としています。

実際の占いでは、「秋」とか「実り」ってイメージはほとんどないのですよ。

柔弱、口に関すること、自分から折れる、などがよくあてはまると思います。