「世界」です。

輪の中で踊る女性(両性具有者という説もあり)が描かれています。

一般には「完成、物事の成就、エンディング」を意味し、大吉カードだとされています。

 

しかし私は易者だからか、そんなによい意味には思いません。

💡 易では、完成は崩壊のはじまりと見なします。

昔、お寺を建てる時は、一部をわざと未完成のまま残していました。今でも知恩院などに、その名残が見られます。

それは、易の考え方にもとづくものです。詳しくは水火既済をどうぞ。

 

 

たとえば恋愛占いで「私と彼の関係性」を占った時、このカードが出たとします。

二人は運命のカップル? ノンノン。

「これ以上はどうやっても進展していかない状態」を表します。

「今既に完成している。ここからは動かない」という意味になるのです。

 

今までの占いを振り返って思うに、

「世界」のカードがグッドな意味で出たことはあんまりなかったです。

・マンネリへの警告

・固定観念を打破して

・今とは違うアプローチが有効

など「今の制限を乗り越えることの大切さ」を意味していました。

 

『うらおもて人生録』で、色川武大がこう書いていました。

この世に満足できるものなんか、本当はないはずだよ。満足してるとしたら、いいかげんのところで手を打ってるんだ。

 

この現実社会で、タロット21番「世界」のようなことが、ざらにあるわけではないのでしょう。

世界のカードが出たからといって、安心しない方がいいですね。

 

 

またこれは「海外旅行に吉」の意味があります。

世界→世界一周→海外旅行のような、単純な連想ゲームではないの?

えっと、まー、そうかもしれませんが、でもホントですよ。

 

同じく「外国語の習得は吉」と見ます。

ECC外語学院だの、ベルリッツだのの広告にあるようなイメージですね。

また、海外の人とのご縁が活発になりそうです。

 

あなたの人生の旅路は、ひとまずはこれで完結です。

しかし、その外にはもっと広い世界が待っています。

「もうこれくらいでいいや」などと、自分に制限をかけないようにしましょう。

 

 

世界からのメッセージ「世界はあなただ。あなたが変わればすべてが変わる」