さて「正義」です。

剣と天秤を持った女性が描かれています。

「力」と「正義」のナンバーが入れ替わることがありますが、ここではライダー・ウエイト版に準じます。

 

そのものズバリ「正しい意見、平等、公平」などを表します。

正義の行動ですね。

 

たとえば結婚していて、伴侶が不倫したとします。

法王「こっちも不倫するか、慰謝料をふんだくるか……さてどうしよう?」

隠者「伴侶が改心するなら許してやろう。子どものためにもそれがいい」

正義「今すぐ離婚届に判押して。フン、さよなら!」

これくらいニュアンスが違います。

 

しかしこの世の中、いつでも正論が通用するとは限りません。

正義だけを振りかざしていては、いつかは行き詰ってしまいます。

 

 

また、このカードが出てきた場合は「両者は完全に平等」という意味もあります。

たとえば上記の不倫問題です。

「自分は被害者だ、ひどい、裏切られた、相手が悪い!」と思っていても、

その実、自分にもある程度の落ち度はあった、ということがあるかもしれません。

 

「また浮気された! 裏切りだ。うえ~ん(泣)」とはいっても、

そういう根っから浮気性な相手を伴侶に選んだ、自分の判断は果たして正しかったのか?

 

結婚式前夜の「この人、ダメかも……」という直感を無視しなかったか?

両親や親友が心配そうな表情をしていなかったか?

「結婚したら変わってくれる(わけはない!)」と期待しなかったか?

 

 💡 この女神は、そういう見たくない真実を突きつけてきます。

 

このカードは「鏡」なのです。鏡は常にありのままを映します。

あなたの不正、罪、裏切りをすべて知っているのは、あなた自身なのです。

あなたは、自分にウソをつかないでいられるでしょうか?

 

 

正義からのメッセージ「最も公平な裁判官とは、己自身のことである」