さて「法王」です。

赤いローブを着た法王と、信者二人が描かれています。

 

かつて西洋社会において、宗教は「法律」そのものでした。

ですからこのカードは、慈悲や愛情などの宗教性に加えて、

「社会でどうやって振舞っていけばいいか」ということを教えてくれます。

また世間の目、慣習、常識なども意味します。

 

この「法王」というカードは一筋縄ではいきません。

社会でうまくやっていくためには、それなりの配慮が必要です。

「愚者」のようにひたすらピュアなだけでいては、すぐに排斥されてしまいます。

もし出世を狙うなら、清濁あわせのむ器量が必要ですね。

 

それにこのカードは、大アルカナ22枚の中で、トップの腹黒さです。

え、いい人そうに見える? いい人そうに見せてるだけですよ。

裏にはいろんなものを隠してま~す。コネ、談合、共謀もお手のものです。

 

💡 「法王」と聞いてピンとこない人は「これは田沼意次のカードだ!」と思ってみましょう。

 

 

また恋愛においては「寛大な心の必要性」を表します。

たとえば20も年下の相手と結婚しておいて、

相手に「もうちょっと大人になってほしいな」と思っても、それは無理というものです。

広い心で許してあげるべきだし、また許すしかないのです。

いろいろな意味で「大人な」対応が求められる時です。

 

 

法王からのメッセージ「今ここにあなたがあることの奇跡に気づきなさい」