お次は「女帝」です。

小麦畑に座る、ザクロ模様の服を着た穏やかな女性が描かれています。

また、この人はたぶん妊娠していますね。

ザクロ、畑、ヴィーナスと、多産のシンボルがあちこちに出ているからです。

 

これは「女教皇」とは違って、成熟した女性性を表現しています。

「女教皇」が月/知性/直観だとするなら、「女帝が」太陽/妊娠/母性ですね。

愛・実り・育成など「母なるもの」という意味合いになります。

 

💡 また座っていることから「今は動くべきではない/収穫の時期を待つべき」とのメッセージにもなります。

 

 

このカードで象徴されるような人は、とーっても愛情深いです。

けれど、愛にもネガティブに側面はあります。

 

女性の中には「だめんず製造機」とでも呼びたい方がいらっしゃいます。

「ダメ男が好き」ではなく「付き合う男性をすべてダメ男にしてしまう」のです。

 

その手口はこうです!

まずは、相手が何をしても言っても許して、とことん尽くします。

お金も時間も愛情も、無制限に与えます。

そして「もう、アナタってだめなんだからあ~☆」と色々世話を焼いて、少しずつ相手の自尊心を削り取っていきます。

しばらくすると、スポイルされた男性の一丁あがりです。

 

 

この「女帝」は王笏を持っています。つまり、「権力の持ち主」であるということです。

この女性は、武器も何も持っていません。

けれど、愛情だけでも人はコントロールできます。

愛も剣も、それをどう使うかの問題です。

 

あなたが「愛されている」と思っていても、

それは単に「支配されていた」だけなのかもしれません。

 

もしもこの世に「悪女」というものがあるとしたら、

それは単に悪事をなすということではなく、愛で人を支配しようとする女性のことでしょう。

 

また自分が誰かを愛する時は、

その愛の持つ権力性を忘れないようにしましょう。

子育てにおいては、特に重要なことですよ。

 

よい子とよい大人のみんな!

愛はいつも正しいとは限らないよ! 気をつけましょうね~。

 

 

女帝からのメッセージ「幸せとは、自分で産み育てるものよ」