皆さま、寒中お見舞い申し上げます。易者の黄玉でございます。

 

前回の記事でわかる通り、私はやや冴えない毎日を過ごしています。

※しかしこの凶事は、単純なアンラッキーではないようです。気長に続報をお待ちください。

 

そして休んだぶんだけ、着実に仕事が溜まっています。

ふー、やれやれですね。

 

 

しかしこんな時大事なのは「フォームを崩さない」ということです。

 

これは麻雀小説の大家、阿佐田哲也(色川武大)がよくいっています。

「不運な時は、守りの姿勢をとれ」「いつもの調子を取り戻せ」ということですな。

運命学の、基本のキです。

 

色川氏は「運」というものについては、かなりうるさいです。

特にうらおもて人生録』では、占いの大家のごとく、「運」について語り倒しています。

 

私はこの人の本がとても好きです。

名作『麻雀放浪記』はもちろんのこと、純文学系の作品もかなりいいです。『狂人日記』「ぼくの猿 ぼくの猫」では、ドロドロとした幻覚体験と、近親者への歪んだ愛情が語られています。『百』『生家へ』では自分のファザコンっぷりを赤裸々に書いたりしてます。「日本ファザコン文学」というくくりでいえば、森茉莉の『甘い蜜の部屋』と双璧をなすでしょう。『離婚』もかなりいい。どうもこの人は女性に対して一切の幻想を抱いていないようで、かといってミソジニストでもない。そのある意味ノンセクシャルな筆致は、他の誰にも真似できないものです。中でも私がいちばん好きなのは『怪しい来客簿』ですね。何回も読みました。

 

 

でも占い師としてはうらおもて人生録』が一押しですね!

今はギャンブラー芸人さんが「運」について語るという本がありますが、それ系の本の走りのようなものです。

 

この本は「成功法則」「イメージング」「引き寄せ」あたりの本とは、一味も二味も違います。

昨今のその手の本に飽き足らない方には、一読をおススメします。

 

現在『うらおもて人生録』は、新潮文庫から出版されてます。

名前の読みは「いろかわたけひろ」です。

 

興味のある方は、お正月休みに読んでみては?

損はしないと思います。

 

また寒くなるようですが、皆さまも健康にはお気をつけくださいね。

それではまたお会いしましょう~。