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雷山小過(らいざんしょうか)は、不和、反目、仲たがいの卦です。

いいことありませんね。

前の風沢中孚とは正反対の意味となります。

 

これは上卦と下卦が背中合わせになっています。(陽を、固い背中だと見ます)

お互い背を向けて、そっぽを向いている状態ですね。

 

背中

 

誰かとの仲を占って、この卦が出たら……あなたは、その人物とまったくソリが合いません。

今後とも、仲良くなれる見込みはないでしょう。

 

しかし、案外とケンカには発展しません。それは、二人の世界がちがいすぎるから。

共通するものが何もないので、ケンカにもならないのです。

 

「この人は、自分とはちがうのだ」……そうわりきって、クールに接しましょう。

 

💡 その他に、この卦は「高望み・慢心」も表します。

何かの計画を占ってこの卦を得たら、今のあなたにはまだまだ無理です。

もっと実力をつけてから、トライしましょう。

 

この卦は、易の中ではワースト一位かもしれません。

 

易の精神は「中庸」です。

高望み、分を過ぎた、思い上がり……そういったものを何よりも嫌うのです。

 

そしてこの卦を得た人は、現在そうした状態にあります。

非常に強い意味で、新しく物事をはじめるのには向いていません。

今は、自分の足元を固めることに専念してください。

 

似合う服

 

恋愛の場合は……実る可能性は少ないです。

二人の間には何も共通点がありません。

あなたとあの人は、もともと住む世界がちがうのです。

 

そもそも、あなたは相手とお付き合いすることで幸せになれますか?

その答えは、ノーでしょう。

「好きだけど、幸せになれない」……ならば、諦めるというのも一つの方法です。

 

その恋愛は「好きだけど、似合わない服」のようなもの。

そのお金で、あなたにぴったり合う別の服を買いましょう。

そうした方が、自分も服も幸せになれます。

 

これは「実らない方がよい恋愛」「二人は住む世界がちがう」という意味になります。

あまりに救いがない解釈ですが、そうなってしまうのです。

そう言わなければならない場面もありますよ。