八卦の解説 離(り)
今回は離(り)の解説です。
ほんとは乾(けん)→兌(だ)→離(り)、という順番があるのですが、
イメージが連想しやすいほうからいきましょう。
これは、火です。ボーボー燃えてます。
火とは、人間に英知をもたらしたものです。
プロメテウス神話にもあるように、火を扱うことから、人間の文明がはじまったのです。
明知、才能、実力……など、けっこう良い意味があります。
その反面、火はすぐ燃えつきることから、飽きっぽい、移り気、一ヶ所にとどまっていられない。
というような意味合いもありますね。
そして、この卦は「目」を意味することがあります。
どうして?
真ん中の陰が、目のように見えるから。
えっ、易ってそんなものなの?
そうなんですぅ~。
要するに易とは、連想ゲーム占いみたいなものです。
では次へいきましょう。