陰と陽(3)

では、を見ていきましょうか。

 

64掛A02

 

これは、陰の卦が三本重なっていますね。

って何?

月、川、女、夜、低い、暗い……。

ですね。

 

そして大事なことが一つ。

陰と陽で、どちらがよい・わるいということはありません。

 

えー、そんなわけないじゃない~。

「高い」か「低い」かでいったら、高いほうが「よさそう」だし~。

 

いいえ、それはあなたの偏見です。

あ~あ、言いきっちゃったよ。

 

陰と陽は、どちらが欠けてもなりたちません。

陰だけ、陽だけというのは、いずれ必ず行き詰まります。

陰と陽で、どちらが偉い・偉くないはないのです。

 

ここのところが易占いって「女性差別的なの?」と誤解されるところですね。

易経そのものは、まったくニュートラルで公平なものです。

現代でも十分に利用できますよ。

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